AIR-G' FM北海道
MIKAKO's ウイークリー~林美香子
2015年10月17日  0:00
“ミラノ万博&イタリアの農村”&スローな休日(120)
イタリア・ミラノで開催されている食をテーマにした国際博覧会
「ミラノ万博」で10月6日~8日まで北海道の食や観光をPR する
「北海道の日」がおこなわれ、そのツアーの一員としてイタリアへ
行ってきました。
「ミラノ万博」は、約140カ国の地域のパビリオンの他、たくさんの
レストランが並び、さすが食をテーマにした博覧会。
日本館は大人気で、少人数のグループにガイドがついて50分間で案内する
スタイルということもあり、入場まで7時間待ちという日もあります。
多様性や調和をテーマに映像とIT を駆使した展示はとても美しく
人気があるのがうなづけます。
最後に6人ずつでテーブルを囲み、映像を使い日本の四季にちなんだ料理を
学ぶという趣向も楽しく感じました。
農業王国フランスのパビリオンは前庭に野菜やブドウの畑が作られ、
実際の農園がパビリオンの一部になっていて。入場までの待ち時間も
楽しめるスタイルは良いなと思いました。
ポーランドのパビリオンは木をふんだんに使った建物、中には
チョコレートを使った機関車の模型があって子供たちが大喜びを
していました。
「食」という一つのテーマでこんなに多様性があり、幅広いものだと
驚きました。
ミラノから列車で1時間ほどの農村地帯も訪れ、
パルミジャーノ・レッジャーノ、バルサミコ酢、生ハムで有名なクラテッロの
工房をまわってきました。まさにイタリア農家の6次産業化の成功例、
パルミジャーノ・レッジャーノをつくる時に出るホエーを豚のえさにして育て、
その豚から生ハムを作り、特産品にしている循環型農業の見本でもあります。
バルサミコ酢はぶどうを煮詰めて酢にし、時間をかけて熟成させます。
25年もかけて熟成させるものもあるそうで、木樽が並んでいる様子は
壮観です。
豚のお尻の肉で作る「クロテッロ」の工房、老舗のレストランが
経営している所に行きましたが、貯蔵庫ではパーティーの準備が
すすめられていました。
レストランでは大家族のパーティーがいくつも開かれていて
食を楽しむイタリアならではの農村風景でした。

*そんなイタリア「ミラノ万博」の報告も行なう
 「農都共生研究会の特別フォーラム」を
 10月29日(木)18:30~ 札幌市中央区の「EDIT」で行ないます。
 NPO法人ワインクラスター北海道代表の阿部眞久さんをお迎えし、
 「いま、最も注目のワイン産地 北海道」という講演もあります。
 詳しくは「農都共生研究会」のHPでチェックして下さい。

スローな休日(120)
音更町「SWEETS FACTORY GREEN(スウィーツファクトリー グリーン)」
静かな森の中にある洋菓子専門店。
帯広市民にはおなじみの「カフェグリーン」の姉妹店として
去年12月にオープンしました。
地元の方はもちろん観光客も訪れる人気のお店です。
店内は天井が高く開放感があり、オシャレなインテリアです。
人気の「クリームサンド」は、丸型クッキーの間にバタークリームを
サンドしたものでラムレーズンや小豆など10種類もあります。
バターの風味を生かしたおいしさです。

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プロフィール
林 美香子
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身

北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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