AIR-G' FM北海道
MIKAKO's ウイークリー~林美香子
2014年7月26日  0:00
“オキシトシン”&スローな休日(56)
先日 札幌医科大学で食育セミナーが行われ、札幌医大学長の島本和明さん、
食育研究家の服部幸應さん、シェフの三國清三さんから興味深いお話を
伺いました。
健康と食の密接なつながりなどいろいろなお話がありましたが
中でも印象に残ったのが脳内ホルモンの「オキシトシン」。
同じ釜の飯といえば絆を強める代表的な例ですが、一緒にご飯を
食べていると「オキシトシン」の量が増えるんだそうです。
オキシトシンは最近の研究から心身に安らぎをもたらす重要な物質で
あることがわかってきました。
親子や友人、同僚などが一緒に食事をする時、良い関係であるほど
体内でオキシトシンの量が増える傾向があります。
オキシトシンの働きとしては、好奇心の向上や安らぎを高める精神面の
影響もあると言われています。
最近は「個食」といって一人で食べることが増えていますが、
家族などみんなで食べるというのはとても重要なのですね。

スローな休日 (56)

札幌市中央区「ミッシュハウス伏見店」

札幌の中心部から車で15分、札幌市街を見下ろす藻岩山麓にある
アイスクリーム専門店。
1階が手作りアイスのテイクアウト専門店、2階が全国でも珍しい
パフェ専門店です。
30種類ほどあるアイスはいずれも独特な口どけ感が魅力。
パフェの中で一番人気は「木イチゴのヨーグルトパフェ」で
甘さを抑えたヨーグルトアイスにソフトクリームがのり、その上の
甘酸っぱい木イチゴのシャーベット租―ズが絶妙なハーモニーを
生み出しています。
美しい景色を眺めながらゆっくりと召し上がって下さいね。

2014年7月19日  0:00
“リンパのお話”&スローな休日(55)
体の中を駆け巡っているリンパ。不要な老廃物を回収して
健康を維持する大切な役割を担っています。
リンパの流れが悪くなると、むくみの症状も出やすくなりますよね。
そこで、リンパの流れをよくするための普段からできる
ちょっとしたことを紹介します。
筋肉の少ない女性は夕方になると足がむくみやすいなどの悩みも
多いですよね。
座って仕事をしている場合は意識して少し筋肉を動かすのが効果的。
足首を動かすだけでもふくらはぎの筋肉を使い、
リンパの流れをよくすることができます。
イスに座って、かかとを床につけたままでつま先を上げ下げするだけでも
良いし、少しひざを大きくあげて歩くのも良いんです。
また、ゆっくりと腹式の深呼吸を繰り返すのも、お腹のリンパ管を
刺激するので試してみて下さい。
イスに深く座り、息を大きく吸いこんでお腹を大きく膨らませ、
次にお腹の筋肉を働かせて息を吐き出します。
少しでも体を横にする…というのも効果があるそうですが、
さすがにこれはオフィスでは難しいですよね。
皮膚のすぐ下を通っているリンパをマッサージをするときは、
力を入れすぎないように気をつけて下さいね。

スローな休日 (55)

中札内村「ファームレストラン 野島さんち」

野島農園の野島利美さんはジャガイモやビートなどを作る農家の4代目。
10年以上前から農産物の加工場を作り、ごぼうの佃煮やビーンズマリネなど
様々な加工品を手掛けてきました。
そして2010年に夢を実現してオープンしたのがこのファームレストラン。
お父さんの夢を家族みんなが応援し、自分たちの畑でつくった野菜を
自分たちで調理しレストランに出しています。
肉厚のポークジンジャー等が人気メニューです。

2014年7月12日  0:00
“八剣山ワイナリー”&スローな休日(54)
札幌市南区にある「八剣山ワイナリー」は、
北海道の百名山のひとつ八剣山のふもとにあるとても美し景観の場所です。
古くからリンゴやサクランボ、ブドウなどの果樹栽培が盛んな地域ですが
ワイン用のブドウ畑を見せてもらいました。
シャルドネ、リースリングなどのブドウの木が広がる畑は本当に
豊かな美しさ。
赤いオシャレな建物では試飲をしながらワインやシードル、ジャムなどの
販売もしています。
札幌中心部から車で約45分ほど。何回も出かけたくなる素敵な場所です。

スローな休日 (54)

札幌市南区 「カキツバタベーカリー」

花農家の敷地内にあるパン屋で、お店の周りには季節の花が咲き乱れ
とても素敵な雰囲気です。
以前この場所にはカキツバタの咲く池があり、
そこから店名をつけたそうです。
手間ひまをかけて丁寧に作るパンは、どこか懐かしくほっとする味わい。
大人気のメロンパンやクリームパン、小豆ブレッドなど売り切れに
なってしまうパンも多いんです。
地元の常連さんで賑わう地域に愛されるパン屋です。

2014年7月5日  0:00
“サクランボ”&スローな休日(53)
さくらんぼの季節が始まりましたね。
美しい色や形、甘酸っぱい風味、そして旬の短さから「初恋の味」にも
例えられています。私も大好きなフルーツのひとつです。
可憐ではかなそうなイメージがありますが、実は夏を迎えるために
必要な栄養成分の宝庫です。
目を引く鮮やかなルビー色はアントシアニンという色素、
強い抗酸化作用をもつポリフェノールの一種で、この季節に強くなる
紫外線から体を守ってくれます。
またビタミンCやリンゴ酸、クエン酸などが含まれているので、
疲労回復や美肌効果も期待できます。
カリウムや鉄分などのミネラルも多く、むくみや貧血が気になる人にも
おススメ。
サクランボは甘味が豊かなのに後味がさわやかなのは口の中の熱を奪って
清涼感を与えるソルビトールを多く含んでいるためで、この成分は
腸の働きを助けたり、虫歯を予防する働きもあります。
種類も豊富なサクランボ、この季節食べ比べるのも楽しいですよね。

スローな休日 (53)

上富良野町 「ファームレストラン あぜ道より道」

農家のお母さんたち5人が共同経営している、アットホームな雰囲気の
お店です。
自分たちが作った食材を自分たちの手で料理し、お客さんに届けたい
と思ったのがお店をはじめたきっかけだそうです。
野菜や果物は全て5人の皆さんの農園でつくられたもの。
また、カレーやポトフに入っているベーコンも手作りで、冬場にみんなで
仕込みます。
野菜がたっぷり入った「野菜カレー」や「畑のスパゲッティ」が
人気メニューです。

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プロフィール
林 美香子
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身

北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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