AIR-G' FM北海道
MIKAKO's ウイークリー~林美香子
2011年7月30日  0:00
“十勝の素敵なお店”&こだわりの本棚(43)
先日、帯広に行ったときに立ち寄った
十勝さんの大豆を使った豆腐料理の専門店「東乃雪(しののゆき)」。
風情ある和風の建物でいただくのは、お豆腐をメインにしたコース料理。
チーズ入り、ゴマ入り、野菜入りの豆腐など様々な味わいに驚きました。
夏の定番といわれる「たきがわ豆腐」は、お豆腐をコンニャク
のようについて細長い麺仕立てにしたもの。
たきかわ酢という出汁のきいたお酢でいただきます。

十勝川温泉の古い農家を改装した家庭料理の店「無漏路(むろじ)」は
お昼だけの営業ですが、野菜をたっぷり使ったランチが大人気です。
サラダ、煮物など野菜料理がお盆いっぱいに並び、アイスクリームと
コーヒーまでついて1,260円という値段も魅力です。

まわりの美しい景色を眺めながらのランチ…。
心地よいひと時を過ごすことができますよ。


◆こだわりの本棚 (43)
 小西由稀 著 「食のつくりびと」(エイチエス株式会社)

サブタイトルに「北海道のおいしいものをつくる20人の生産者」
とあるように、海産物、農産物などおいしいものをつくる人たちを
丹念に取材し、やさしいまなざしで紹介した本です。
愛情をこめた言葉で綴る小西さんの文章からつくりびとたちの
苦労や喜び、人生観が伝わってきます。
岩浪睦さんの写真も、つくりびとそれぞれの魅力を引き出しています。

2011年7月23日  0:00
“富良野に行ってきました!”&こだわりの本棚(42)
先日、絵を描きながら農業もしている
画家のイマイカツミさんの農園に
“プチお手伝い”に行ってきました。
アスパラの苗を畑に植える作業だったんですが、
畝幅を1.5mもあけ、30センチ間隔に苗を植えて、
畝(ウネ)をつくります。
アスパラの場合、種を植えて苗をつくるのに何と2年も
かかるんですってね。
あらためて、農業の仕事は息の長い、根気のいる作業
でもあるのだと感じました。
さて、富良野では古い納屋を改良した「CAFEゴリョウ」にも
行ってきました。
茶色の壁、赤い屋根がとても素敵な雰囲気です。
関西から移住してきた澤井さんご夫婦が昔の富良野のイメージを
大切に大工さんと一緒にコツコツと直したそうです。
大きな窓からの眺めも美しくほっとする空間。
世界1周の旅のあと、富良野に移住してきた澤井さんご夫婦が提供する
メニューは、ベトナムコーヒーやチャイ、ガドガドやグリーンカレー、
またカフェのそばの畑で作った野菜を使った地産地消のメニューです。
カフェの隣には、ゲストハウスもオープンしました。
気になる人は、「CAFEゴリョウ」のHPをご覧下さい。

◆こだわりの本棚 (42)

「choi-plus(ちょいぷら)夏号」(トゥルーフードストーリー)

食べ物の雑誌「choi-plus 夏号」の特集は
「ランチというワンダーランド」。
例えば、「お店に学ぶワンプレートランチ」では、
ハワイアンミュージックが流れる「ロコキッチン」のロコモコや、
バリ料理の店「サラムレギャン」の、インドネシアのローカルフード
「ナシチャンプルチキンセット」等が紹介されています。
さらに、「シェフの教えるランチ」、夏向きのドリンクと
パフェの特集など盛りだくさんの内容です。

2011年7月16日  0:00
“黒松内に新施設オープン”&こだわりの本棚(41)
黒松内町は、ブナ林やトワヴェールのチーズなどが有名ですが、
赤井川地区に新しい施設がオープンしました。
「食と農業を学ぶ交流観光施設」で、古い牛舎とサイロを改修したもの。
チーズの販売やチーズ作りの体験が行われます。
広々とした農村地帯で、ヤギも放牧。牧歌的な景色が続いています。
すぐ近くにはかわいらしいブナリンカフェや、道の駅に
モーニングコーヒーの移動販売車「ブナリンワゴンカフェ」もオープン。
高速道路の黒松内ジャンクションからすぐ近くです。
出かけてみて下さい。

◆こだわりの本棚 (41)
 井形慶子著「お金とモノから解放されるイギリスの知恵」(大和書房)

2001年秋のベストセラーですが、今も人気のあるロングセラーに
なっています。
「人生を豊かに生きるのにお金はいらない」という、
イギリス風の質素で上質な生活のススメがいろいろと紹介されています。
ゆっくりと時間をかけて成熟したイギリスの国に学ぶことは
たくさんあるなと感じる1冊です。

2011年7月9日  0:00
“世界に誇る知床”&こだわりの本棚(40)
先日、地元の方に案内されて知床の素晴らしさを満喫してきました。
お天気にも恵まれ、美しい景色に出会うことができました。
中でも中学生の時に行って以来の知床五湖は、感動の一言。
湖を囲む緑、美しいままの自然が保存され癒しの素晴らしい空間です。
そして、自然を上手に楽しむための整備も進んでいるんですね。
高架木道が800メートルも続き、一湖まで行くことができます。
電気柵がついているので、ヒグマがもし出没しても大丈夫。
安心して歩くことができます。無料で利用でき、車いすでも
通行できるようになっています。

これとは別に地上遊歩道があり、季節により利用法が違うのですが
有料で、登録されたガイドによるツアーに参加する仕組みです。
今年から始まったシステムです。
木道もガイドセンターやトイレも、知床の自然にマッチした
美しい建物でホッとします。
知床は世界に誇れる北海道の宝だなと、改めて感じました。

斜里では、郷土料理のひとつ「でんぷん団子」もぜひ味わって
みてください。
煮豆の煮汁と湯ででんぷんをこねて、煮豆も加えて、フライパンで
焼く「焼きでんぷん団子」です。素朴な味をどうぞ。

◆こだわりの本棚 (40)
宮崎 猛 編著「アグリライフのすすめ」(家の光協会)

アグリライフとは、「アグリカルチャー」の「アグリ」と
「ライフスタイル」の「ライフ」を結びつけた兵庫県がつくった造語です。
農家の持つ豊かさにあこがれる人が増えている最近の日本で、
グリーンツーリズムや市民農園、新規就農など様々なアグリライフを
紹介しています。

2011年7月2日  0:00
“たまった洋服どうしてる?”&こだわりの本棚(39)
タンスやクローゼットにいつの間にかたまってしまう洋服。
どんなふうに処分していますか?
最近人気を集めているのが送料無料の宅配便を使った買取サービスです。
宅配買取サイト「ブランディア」の場合、ネットや電話で申し込むと、
自宅に段ボールが送られてきます。
買い取り対象になるのは指定する約3100のブランド。
段ボールに洋服を詰めて返送すると、査定額が計算され後日
指定口座に代金が振り込まれるという仕組みです。

店頭へ持ち込んだ洋服を、重さで買い取ってくれるというところも
あるようですね。

さて、洋服を高く売るためのコツは…
きれいに洗濯してあること。そして、季節感!
今時期に使う服よりも、ちょっと先の季節のもの出した方が
ニーズが高く値がつく可能性があるそうですよ。

◆こだわりの本棚 (39)
千石涼太郎 著「店にレトロの風情あり」(北海道新聞社)

懐かしさを感じさせる古民家と、歴史ある石倉やレンガ倉庫を
利用したレストランやカフェを訪ね歩いたエッセイ集です。
札幌にはこんなに素敵なレトロなお店があるんだと感激、
本を片手に足を運びたくなる1冊です。

●小別沢クラフトマーケット
今年で5回目を迎える、この季節恒例のマーケット。
7月8日(金)~10日(日)

札幌市西区小別沢の家具工房 SANTAROで開かれます。
家具、ガラス、陶器などの展示即売をのんびりと楽しみましょう。

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プロフィール
林 美香子
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身

北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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