2012年2月25日 0:00
“九州の直売所「伊都菜々”&こだわりの本棚(73)
驚異的な売り上げを誇り注目されている九州の直売所「伊都菜々」に
行ってきました。
JA糸島が運営している産直市場で、福岡から車で30分ほどのところ。
朝からびっくりするほどのお客様が、びっくりするほどたくさんの
買い物をしていました。
とれたての野菜や果物、お米、納豆、おすし、新鮮な魚介類。
そして北海道の直売所と比べてお惣菜やお菓子などの加工品が
充実しているなと思いました
糸島産豚肉の玄海ポークのとんかつ、メンチカツ、和風の煮もの。
地の卵を使ったプリンやパンなど生産者の皆さんの手によるものが
ずらりと並んでいます。
登録生産者は何と1240人!
皆さん切磋琢磨して精を出しているのを感じました。
定休日は年始だけ。機会があれば、是非出かけてみて下さい。
◆こだわりの本棚 (73)
「農家が教える発酵食の知恵」(農文協)
塩こうじなど発酵食品の素晴らしさが注目されていますね。
先人たちの知恵である発酵食品。この本では、農家の皆さんが
継承してきた知恵と技を図や写真と共に紹介しています。
京都の「すぐき漬け」、秋田の「しょっつる」、石川の「かぶらずし」
など日本各地の発酵食品も紹介されています。
2012年2月18日 0:00
“リメーク心に火がついた!”&こだわりの本棚(72)
この春のファッションを見ると、オーガンジーゴース、チュールなど
透ける生地を重ねた二重スカートが随分と出ています。
軽くフンワリした感じが春らしくて良いなとながめながら、
手づくりのアイデアが浮かびました。
手持ちのスカートの上に、透ける生地の簡単なスカートを手作りし、
重ねて履くという方法です。
筒状に縫って上にゴムを入れて、裾は簡単にまつるだけの手作りスカート。
実は布団カバーについていたゴースの生地を何かに使えないかなと思い
切りとってあったのを使ってつくったのですが
「布団カバー」の生地からスカートができるなんて感激です。
手持ちのスカートより丈を少しだけ長くなるように裁断し、
脇を縫い合わせてウエストのところにゴムを入れられるように
三つ折りにしてゴムを通します。裾は三つ折りにして纏り縫いをします。
今回は生地の大きさの関係で、タイトっぽいスカートになりましたが、
生地の分量を多くするとギャザースカートやタックスカートもできます。
スカーフやストールを利用したり、あるいはテーブルセンターや
カーテンの生地でもできますね。
春が近づいて、ファッションリメークの気分が盛り上がっています!
◆こだわりの本棚 (72)
加藤正明 著
「成功する地域ブランド戦略~九条ネギが高くても売れる理由~」
(PHP研究所)
京野菜、神戸ワイン、金沢デザインなど全国各地の事例を調べ
地域ブランドづくりの戦略を紹介しています。
住民の暮らしぶりが地域ブランドを支えているなど、地域ブランドが
そこに暮らしている住民のライフスタイルとも大きく関係しているのが
わかります。
2012年2月11日 0:00
“奈良の旅”&こだわりの本棚(71)
先日、奈良に行ってきました。
高校の修学旅行以来、久しぶりに東大寺の大仏様もみてきました。
歴史を学び、大人になったせいもあってか、その大きさと美しさに
高校時代の何倍も感激しました。
今回は東大寺を中心に、春日大社奈良公園などを回ってきましたが、
古い歴史を誇る奈良のまちでとても人気のあるカフェと雑貨のお店
「くるみの木」にも寄ってきました。
雑誌などでも紹介されていて、全国からたくさんのお客様が
訪れることでも有名なお店です。
土地の野菜を使ったランチが有名ですが、予約ができないということで
お昼前に出かけてもすでに2時間待ちの人気でした。
そこで、カフェでの食事はあきらめて、生活雑貨や食材の店「カージュ」で
お買いもの。シンプルで穏やかな雰囲気の店内で、国内外から集めた
雑貨や食材、お菓子が売られていて、
「欲しいな」と思うものがいろいろとありましたが、
今回は重いものはぐっと我慢して、軽いものだけを買ってきました。
かわいらしい貝ボタンのセット、鹿の絵のハンカチ、そして
くるみの木特製のクッキー。
くるみの木のテイストで統一されたホテルもあると知り、
泊ってみたいなぁと思います。
くるみの木のHPもとてもおしゃれなので、雑貨好き、
カフェ好きの方はアクセスしてみて下さい。
◆こだわりの本棚 (71)
中野剛志 著 「TPP亡国論」
(集英社新書)
TPPを多角的な視点からとらえ、一般公開されている
様々な資料をもとに検証した本。
TPPが農業だけの問題ではないということもよくわかります。
2012年2月4日 0:00
“さき編み”&こだわりの本棚(70)
寒い冬の休日。インドア派の私は家で本を読んだり手芸をしたりして
過ごしています。
そんな私が最近凝っているのが、「さき編み」。
裂いた布を編む「さき編み」は、Tシャツやシーツなど使わなくなった
布地を裂いてそれを糸に見立てて太めのかぎ針で編んでいくというもの。
これが洋服整理にもなるし、手芸の楽しみでもあるし、
完成すると達成感も大きい。
幅2センチほどに裂いた布で長い紐を作り、太めのかぎ針で
こま編みしていくと、鍋式やコースターなどいろいろなものができます。
丸い形にしたり、長方形にしたり…。
先日私が作ったのはバスマット。30センチ×50センチくらいの
大きさに編むのに2時間位で出来上がります。
紐は、結構料が必要で、古いTシャツを4枚裂いて使いました。
今回は白1色にしましたが、配色やデザインを考えても楽しいなと
思います。
さき編みはネット上でもいろいろな作品が紹介されているので、
興味のある方は、チェックしてみて下さい。
◆こだわりの本棚 (70)
曽根原 久司 著 「日本の田舎は宝の山」
(日本経済新聞社)
NPO法人「えがおつなげて」の代表理事で、山梨で農林業や地域活性に
関する様々な活動をしている著者。
その経験から、日本の農村はたくさんの
宝があり、これらの資源を活用すれば、合計10兆円の産業と、
100万人の雇用も可能だと指摘しています。
どのように仕掛け、まわりを巻き込み、動かしていくかの知恵が
詰まった1冊。
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プロフィール
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身
北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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コピーライトについて
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