北海道の農業を応援し、「野菜博士」として活躍し親しまれた相馬暁さん。
２００５年に亡くなったその博士の想いを形にした本ができました。
「野菜博士のおくりもの」という本です。
宇都宮庸子さんが“伝え手”として、相馬さんの言葉を伝えています。
旬を味わう大切さや栄養のことなどがユーモアたっぷりに紹介されています。
例えば、「失恋のときにはビタミンＣたっぷりのイチゴが良い」とか、
「レタスの炒めものは新婚の味、キャベツの炒めものは、長年連れ添った古女房の味」…など心をくすぐる素敵な「相馬語録」もあります。
これからが旬の「ホワイトアスパラ」は、ヨーロッパでは「マドモアゼルの指先」と呼ばれているなど、野菜のお話が愛情いっぱいに紹介されています。
野菜のお話と一緒に紹介されている、野菜ソムリエの吉川雅子さんの料理レシピもとってもおいしそうですし、写真家　米山ヒトシさんの写真も本当に
素敵。普段見る野菜たちとは一味違った表情をみることができます。
野菜博士　相馬さんの、野菜を愛し農業にかける思いを伝えたいというスタッフの気持ちが詰まった１冊。私も読んでいて、相馬先生の想いにジーンときました。
私自身、相馬さんが亡くなる１０年位前からお仕事などでお会いする機会があったのですが、小柄だけれどパワフルな人…という印象でした。
話がとっても上手で、「人に伝えるには中身も大切だけれど話し方も大切」と、落語を聞いて勉強したというお話もしていました。
努力の人でもあったんですよね。
「野菜博士のおくりもの」、キッチンの片隅に置いて、活用してほしいなと思います。
中西出版から、１２６０円で発売中です。

４月に「農都共生のヒント（寿郎社刊）」という本を出版しました。
農村と都市の共生が大切と思い、書きました。
その出版を記念して、先日、札幌のベジカフェ「まーくる」で
記念パーティーをひらいていただきました。
帯広や士別など遠くから、農家の方にも来ていただいて
本当に嬉しい会になりました。
何よりうれしかったのは、いままでお互いに知っていて「会いたい」と
思っていた人たちが、そのパ－ティーで出会うことができて喜んでくれたこと。フレンドリーで和気あいあいとしたパーティーで、北海道のお酒と、北海道の野菜を使った美味しいお料理で本当に楽しいひと時でした。
とても素敵なパーティーを開いてくれた発起人のみなさん、この場を借りて
本当にありがとうございます！

各地に新しいご当地グルメが生まれていますが、今、私が気になっているのが、赤平の「よりみちの駅　幌岡ＳＯＵＫＯ」でデビューした“じゃガ～ル”。
じつはまだ食べたことがないのですが、気になっています。
赤平産の赤ジャガイモと小麦、牛乳などでつくったパンケーキのような、
大きな餃子のような、全く新しい食べ物なんですって。
中にひき肉と野菜、トマトソース、チーズが入った「定番じゃガール」と、
カレーとウィンナー・チーズが入った「カレーウィンナー」、そして
「しょうが焼き」の３タイプがあるそうです。
よりみちの駅幌岡ＳＯＵＫＯは、２００５年に“人と人がふれあい、地元や近隣地域の情報が分かる場所”として誕生。新たな特産品づくりに挑戦しています。「じゃガール」も、そんな特産品のひとつとして生まれたんですね。
なかなかボリュームもありそう！
ドライブの途中に立ち寄って、食べてみたいです。

あかびら★よりみちの駅「幌岡ＳＯＵＫＯ」
住所：赤平市幌岡町５４　赤平バイパス沿い
＊ＨＰもあります

ゴールデンウィークは、ガーデニングざんまいという人もいるでしょうね。ガーデニングビギナーの私は、パンジーなどをコンテナに植えて玄関に飾りました。そんな私が、毎年楽しみにしている本が「オープンガーデンオブ北海道」。
今年も２００８年版が発売されています。個人のお庭１１１軒と、きれいな庭のあるレストランや公園など４６軒が紹介されています。バラが見事な庭、
白だけで統一された清楚な庭など、写真を見るだけでも惚れ惚れとしてしまいます。今年もこの本を片手にいろいろな庭をまわりたいなと思っています。

ところで、林家の“ガーデン”には、去年植えたリンゴの木があります。葉がついて元気に育っています。ただ、ブドウの木はまだ芽吹いてきません。心配なので、別の木も１本植えました。ちなみに種類は「キャンベラ」です。数年後が楽しみです。番組ディレクターも、今年ブルーベリーの苗木を買ってきてポットに２本植えたそうです。果たして、実はつくのか!?それにしても、実がなりそうなものを植える私たちって・・・。