2007年3月25日 16:27
地元で愛されるお菓子
先日行われた「北の名菓フォーラム」で、
「ふるさとお菓子手帳」というのをいただきました。
北海道には地域ごとに古くから愛されているお菓子が
沢山ありますが、その中から各地で25年以上
親しまれているお菓子が紹介されています。
なつかしい味、ロングセラーのお菓子・・・
例えば、道南の江差町の「五勝手屋羊羹」は、
丸い筒に入っていて、羊羹を切る糸が付いているのが特徴。
明治3年からつくられていて、約140年という
ロングセラー商品です。
木古内のくるみゆべし「孝行餅」は、明治の初めに
木古内に実在した目が不自由だけれどとても親孝行した
男の子にちなんでつくられたもの。
70年以上の歴史があります。
他にも、タマゴボーロや谷田の日本一きび団子など
懐かしくて、今も愛され続けるお菓子がいろいろとあります。
道北では、名寄の「四季の宴」。
大きなもなかですが、四等分できるようになっていて
小倉・きんとん・抹茶・ゆかりの4種類のあんが入っています。
実はこれ、私も大好きなお菓子で、大きくてなかなか
1回では食べ切れませんが、4分の3はいけます!
他にもあげればキリがありませんが、
各地に伝わる郷土のお菓子は、素晴らしい文化の一つ。
皆さんも地元のお菓子文化を伝えていってくださいね。
2007年3月18日 16:28
みかこの旅日記 ~九州・柳川~
北海道の春はまだ少し先ですが、
先日行ってきた九州は、梅の花や菜の花がとてもきれいでした。
3月は『ひなの国 九州』のイベントに参加しているところが
多く、様々なところで美しいお雛様をみることができました。
川下りで知られる『柳川』は、お雛様の「さげもん飾り」でも有名。
ひな壇飾りのまわりに、小さなお人形をつなげたものを
天井から吊るす、とても華やかなものです。
金魚やうさぎ、えび、せみなどいろんなお人形が下がっていて、
ひよこはかわいらしさ、せみは辛抱の象徴など、それぞれに
縁起担ぎの意味があります。
「さげもん」の由来は、江戸時代に城内の奥女中が着物の残り布で
お人形などを作ってさげて楽しむようになったものといわれています。
この「さげもん」、北原白秋の記念館をはじめ、まちのあちこちで
目にすることができます。
呉服屋さん、食堂などいろいろなところの「さげもん」を見てまわる
「さげもんめぐり」も楽しいですよ。
柳川の「さげもんめぐり」は4月3日まで開かれています。
2007年3月11日 16:29
お散歩しながら、素敵なお店探し
春めいてきたこの頃。
札幌の中心部をお散歩していると、
ビルが建て変わってい足り、新しいお店が出来ていたりと
意外な発見をして楽しいものです。
先日もお散歩途中に素敵なお店を見つけました。
フランス家庭紅茶専門店「モノプリ,カフェ」。
ドアを開けるとそこはパリ!といった雰囲気。
真っ赤なカーテンや白い家具のカラフルなインテリア、
シャンソンが流れ、隠れ家的なカフェです。
北海道ではここでしか扱っていないという「クスミティー」
など、紅茶や紅茶のグッズも販売しています。
ポットでいれた紅茶とスコーンをいただきながら
じっくりとお店の中をながめ、ゆったりとした時間を
過ごせます。
●「モノプリ,カフェ」中央区南1条西丁目第2三谷ビル2F
そのすぐ近くの「vage cafe まーくる」
その名の通り野菜をしっかり食べられるカフェ。
野菜ソムリエの資格をもつオーナーが、
毎日たくさんの野菜が食べられるようにと、
野菜をたっぷりと使ったランチ 、お惣菜、野菜ケーキ
などを提供しています。大皿料理の中から選べる
ランチバイキングも人気です。
北海道産の食材で作ったお味噌やジャム、チーズ、
農産物なども販売しています。
●「まーくる」南1条西6丁目センチュリーヒルズ1階(西向き)
「クレブドゥレギューム庄司」、ここも野菜がメインのレストラン。
野菜とくだものがたっぷりのランチメニューが人気で、
予約をして行ったほうが良いと思います。
予約をしていくとおみやげがプレゼントされるとという特典も
あります。
●「クレブドゥレギューム庄司」南2条西3丁目 パレードビル3F
2007年3月4日 16:30
料理の魔術師 日本酒
新十津川にある「金滴酒造」に行って来ました。
北海道外にはほとんど出荷していない小さな蔵ですが、
酒蔵の脇を流れる徳富川の伏流水と、地元産米にこだわった
酒造りをしています。
北海道の酒米「吟風」を使った純米酒「コタンの雪」、
かわいい雪だるまの陶器に入った「雪国の雪だるま」など
人気のお酒もいろいろとあります。
さて、その金滴酒造さんから日本酒に関するパンフレットを
いただきました。そこには、日本酒の活用テクニックが
いろいろとのっていました。
例えば、酒蒸しは、皆さんもよく知っていると思いますが、
「酒煎り」というのは、魚介類や鶏肉などの生臭さやクセをのぞいて
日本酒の風味を残すための調理法。
お鍋に日本酒を少量いれて、汁気がなくなる程度に煎りつけると
いうものです。
裏ワザ、隠しワザもあって、冷やご飯や、冷凍ご飯を電子レンジで
あたためるとき、日本酒をパパッとふりかけてからチンすると
ふっくらとなる!・・・とか、
魚を焼くときに塩を振る前に日本酒をひとふりしておくと
くさみがとれて香り良く焼けるのだとか。
そして、煮物が焦げそうになったとき、日本酒を加えると
不思議と大丈夫なんです。
まさに料理に魔術師、日本酒です。
2007年3月
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プロフィール
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身
北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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林美香子のプロフィール
コピーライトについて
Copyright © 1997-2016 AIR-G' FM Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd. All rights reserved.
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