AIR-G' FM北海道
MIKAKO's ウイークリー~林美香子
2012年9月29日  0:00
“イマイカツミさん絵画展”&チーズを探して(26)
北海道の駅舎を描き続けているイマイカツミさんの「北海道の駅舎 下巻」が
このほど出版されました。
鉾建て本線、千歳線など103の駅が登場しています。
新緑に包まれた赤井川駅や大沼駅、雪に覆われた石狩太美駅など
眺めているだけで懐かしい気持ちになります。
イマイさんが書きためた道内各地の駅 200点を展示する絵画展と
トークショーが10月6日~10月21日まで札幌エスタ11階の
「プラニスホール」で開かれます。 入場は無料です。
JR北海道液の全路線を2年半かけてまわり、水彩画で描いた作品の数々。
この期間中の土・日・祝日には絵画展の会場で、様々な分野の
ゲストを招いてトークショーも行います。
10月6日はイマイカツミさん、7日は風のガーデンで有名なガーデナー
上野砂由紀さん、8日はAir-G’の高山秀毅アナウンサー。
聞き手は私が担当します。
この絵画展をきっかけに、多くの方に北海道内の田園地帯にも
出かけて欲しいと願っています。
詳しいことは、プラニスホールのHPをご覧ください。


◆チーズを探して (26)

中標津町「ラ・レトリ なかしべつ」

中標津空港のすぐ近く、アイスクリームやヨーグルトが有名なお店です。
2000年からチーズをつくり始め、最初にチャレンジしたのが
白カビタイプの「海洋」。
柔らかな口当たりで、ほのかに牛乳の風味があります。
アイスクリームの繁忙期が落ち着く秋口からつくり始め、
冬季限定で販売しています。その他、常時店頭に並んでいるチーズも
あります。詳しくはHPをご覧ください。

2012年9月22日  0:00
“長野の旅”&チーズを探して(25)
長野県に行ってきました。
農業が盛んな長野県では、おいしい「信州ふーど宣言」をして
食べ物による地域づくりに熱心に取り組んでいます。
最初に行ったのが栗と町並みの美しさで有名な小布施町。
葛飾北斎が、この地を訪れたくさんの作品を残しています。
栗のお菓子で有名な老舗や造り酒屋が軒を連ね、日本らしい懐かしさのある
街並みが続き、大勢の観光客がまち歩きを楽しんでいました。
長野と新潟の県境にある飯山市にも行ってきました。
アスパラやお米などの農業が盛んで、スキーなど冬のスポーツで有名ですが、
2015年に新幹線飯山駅が開業するのでそれに向けた町づくりに
力を入れています。
おいしい食材を使った郷土料理もいろいろあって、中でも有名なのが
「笹寿司」。
笹の葉の上に酢飯を広げたその上にゼンマイやシイタケなどの煮たもの、
錦糸たまご、紅ショウガなどがのっています。
戦国時代から伝わり上杉謙信に献上した野戦食で別名「謙信ずし」とも
呼ばれています。
古民家を利用した農家レストランや温泉旅館で出た夕食も
とにかく野菜がたっぷりでびっくり。
さすが野菜の摂取量日本一の長野だなと思います。
ジャガイモを千切りにして使う「いもなます」がこの地方の郷土料理。
シャキシャキっとしてとてもおいしいものでした。
家でも早速つくってみようとおもいます。

◆チーズを探して (25)

中標津町「三友牧場チーズ工房」

国際的なチーズ熟成士の称号を持つ三友由美子さんのチーズ工房。
フランスのハードチーズを代表するボフォールチーズに感動して
つくり始めたのが「山のチーズ」。
本場フランスのチーズ専門家も絶賛するほどのおいしさです。
特に16カ月以上熟成させたグリーンラベルは高い評価を得ています。
また「おばあちゃんのチーズ」という意味の「グラン・マ・チーズ」も
人気があります。
去年6月には酪農の楽しさやチーズづくりの技術を伝えようと
「酪農適塾」を立ち上げました。詳しくはHPをご覧ください。

2012年9月15日  0:00
“黒松内の魅力”&チーズを探して(24)
ブナ林の北限の地としてしられる黒松内に行ってきました。
札幌から車で2時間半。ゆったりとした田園風景が広がる美しいまちです。
まず行ってみたのが「ブナリンカフェ」。赤井川の職能教育ファームの中に
あります。
都会出身の藤井一歩さんが、家族と時間を共有できる自然豊かな場所で・・・
と開業しました。
地場の野菜をたっぷり使った手作りカレーと、自家焙煎のコーヒーが自慢です。
底からすぐ近くの「アンジュ・ド・フロマージュ」は、ヤギや牛を
飼いながらチーズづくりをしている工房です。
チーズづくり体験の他、ランチやお茶を楽しむことができます。
ここではビーフシチューのランチをいただき、白カビのチーズやバターなど
いろいろお買い物もしてきました。
「アンジュ・ド・フロマージュ」では講演会やコンサートにも力を入れていて
9月22日にはジャズコンサートもあります。
詳しくはHPをご覧ください。


◆チーズを探して (24)

別海町「なかやまミルク工房」

中山農場は300頭の牛がいる大きな牧場。常に安定した品質の牛乳を
使えるのが強みです。
熟成を要するチーズの場合、乳脂肪分4%以上のものをセパレーターで
3.5%に調整してから使っていますが、このやり方はヨーロッパでは
一般的ですが北海道では珍しいそうです。
「四角いモッツァレラ」「さきさきチーズ」「カチョカバロ」
「四角いゴーダ」の4種類あります。

2012年9月8日  0:00
“塩ヨーグルト”&チーズを探して(23)
塩麹がブームですが、その次にブームになりそうなのが「塩ヨーグルト!」
…といわれているそうです。
この1カ月ほどの間に塩ヨーグルトをテーマにしたお料理の本が
5冊も出されているほど。
塩ヨーグルトとはどういうものかというと、市販の砂糖が入っていない
ヨーグルトをコーヒーペーパーなどで水切りして、そこに塩やお味噌を
加えて、調味料として使おうというもの。
塩麹よりも手軽に使うことができるというのも、嬉しいところ。
実際の料理法としては、塩ヨーグルトにお肉を1日漬けこんでおくと
やわらかく、風味も増します。
味噌ヨーグルト漬けもおススメです。
キュウリなどの野菜の塩ヨーグルト漬けもぬか漬けのようなおいしさに
なります。
塩ヨーグルトにレモン汁を加えてマヨネーズかわりにするというのも
GOOD。

◆チーズを探して (23)

浜中町「横井牧場」

台所で始めたチーズづくりにのめりこみ、2000年に立ち上げたという
チーズ工房。
ブラウンスイスという牛を導入し、ハードタイプとウォッシュタイプの
2種類を夫婦お二人で作っています。
ブラウンスイスのミルクは脂肪の質の違いからなめらかな味わいに
仕上がります。
チーズの種類を増やすよりも、現在の2種類の質を高めていくことに力を
いれているそうです。

2012年9月1日  0:00
“十勝の旅”&チーズを探して(22)
十勝方面に出かけてきました。
とてもおいしいものに出会うことができた旅でした。
十勝の農産品をふんだんに使ったバイキングが人気のレストラン
「十勝農園」では、スープカレーやカラフルなサラダ、デザートも
いろいろあって980円という値段にも感激。
お店の前には昔使われていた小型のトラクターが飾られ、
牧歌的なイメージです。
おいしいパンで有名な増寿屋の麦音店では、十勝の食材を使ったピザ作りも
体験してきました。
幕別にあるガーデン、「十勝ヒルズ」のランチもおいしいものでした。
メインがチキンのグリル、そしてサラダや前菜のバイキング、
大満足のランチです。
美しい花畑を見ながらの食事は幸せな時間です。
六花亭が運営する「中札内美術村」にあるポロシリは柏林がきれいな
静かな空間。
イチゴのパフェなどデザートが充実しています。
中札内の十勝のフロマージュでは、カマンベールチーズのアイスクリームが
おいしかった~…と、
十勝の食を満喫した旅でした。

◆チーズを探して (22)

北海道産チーズの嬉しいニュースをお伝えしましょう。
JALの日本初の国際線のファーストクラスとエグゼクティヴクラスの機内食で
9月1日分から提供するチーズのラインナップに道内のチーズがたくさん
選ばれています。
ファーストクラスでは、「黒松内 トワ・ヴェールのカマンベールチーズ」、
「さらべつチーズ工房のきまぐれブルー」、「共働学舎新得工場の酒蔵」
「清水町 ランランファームの十勝シェーブル炭」
「旭川 伊勢ファームの江丹別の青いチーズ」
「中標津 三友牧場の山のチーズ」

また、エグゼクティブクラスでは
「十勝のフロマージュのおいしいカマンベール」
「おおともチーズ工房 レクタン」が選ばれました。

たくさんの方に、北海道チーズのおいしさを味わってほしいですね。

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プロフィール
林 美香子
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身

北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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