AIR-G' FM北海道
MIKAKO's ウイークリー~林美香子
2011年10月29日  0:00
“道内各地のおいしいもの”&こだわりの本棚(56)
各地のおいしいものを集めた見本市がいろいろなところで
開かれていますね。私も出かけては、おいしいもの探しをしています。
農産物の加工を手掛ける会社も増えていますし、
各社とも新製品作りに熱心に取り組んでいます。
そんな中から印象に残ったものをいくつか紹介しましょう。

岩見沢の「市川燻製屋本舗」は、お肉や魚、玉子など様々な燻製を
作っていますが、今回試食させてもらったのは「玉ねぎの燻製」。
玉ねぎを煮たものを燻製にしているそうで、風味があっておいしいです。
人気の商品だそうですよ。

栗山町の「栗山コロッケ」は地元産の農産物を利用した
地産地消のコロッケ。
栗山産のカボチャを皮ごとふかして使っているので、
カボチャ本来のうまみが詰まっています。
学校給食にもつかわれているそうです。

池田町の「ゆたか」というお店のオリジナルチーズ「和ちいず」は、
和風のチーズ。十勝産の山わさびと十勝ワイン、かつお節が入った
しょうゆ味のチーズで、食べやすく一口サイズになっています。
白ワインにも日本酒にもあうおつまみです。
道内各地でこうした新しい商品がどんどん誕生しているのは
嬉しいですね。


◆こだわりの本棚 (56)

白澤卓二 著「100歳までガンにならない食べ方・ボケない食べ方」
                       (青春出版社)

作者は、順天堂大学教授で、アンチエイジング医学の専門家。
食べ方に注意することで健康長寿を目指す様々な工夫が紹介されています。
美しく年を重ねるための食べ方として、コラーゲンをたっぷりとるための
レシピも登場しています。

2011年10月22日  0:00
“北海道地域づくりフォーラム”&こだわりの本棚(55)
今年も庭のハーブが大豊作。
バジルとローズマリーをドライハーブにしています。
水洗いした後でざるに並べて窓辺で干し、瓶に入れて保存します。
ハーブティーにしたり、料理に入れたり、お風呂に浮かべて
ハーバルバスとしても楽しんでいますよ。

さて、先日北海道地域づくりフォーラムというのが開かれ、
地域づくりで活躍している3人のお話を伺いました。
高知県馬路村はゆずの加工品で有名ですが、最近はゆずを使った
化粧品作りにも取り組んでいます。人口1,044人の村で、
何と年商35億円だというのですから、すばらしい成功ですね。

長野円伊那市の直売所グリーンファームは日本で一番元気のある
直売所といわれています。
1700人の農家が様々な商品を並べていますが、成功の秘密は
出品者にすぐに現金で渡す方法ということで、やる気に
つながっているそうですよ。

島根県の石見銀山生活文化研究所は、古い民家を再生して
宿泊や雑貨のお店を経営しています。
里山の暮らしを基本にした洋服や雑貨が通信販売でも人気だそうです。
3人のお話を聞いていると、是非現地に行ってみたいなと思いました。

◆こだわりの本棚 (55)
「酒井しょうこのシンプルスタイル~簡素で贅沢なおうちの時間」
                     (阪急コミュニケーション)

東京でアンティックや雑貨のお店を経営する酒井しょうこさんが
シンプルでオーガニックな暮らしぶりを豊富な写真と共に
綴っています。毎日の暮らしで実践しているインテリアや
ナチュラルな化粧品の作り方、ハーブティーの入れ方などを
紹介しています。


2011年10月15日  0:00
“簡単スープでぽかぽか”&こだわりの本棚(54)
そろそろ寒い季節。あったかーいスープは体も心もあたたまりますよね。
今回「こだわりの本棚」で紹介した「朝に効くスープ 夜に効くスープ」
から、とっても簡単なスープの作り方をひとつ紹介しましょう。
「卵と梅干しのスープ」です。
用意するのは、卵 1個、梅干し 1個、そしてお湯。
器に卵を割り入れ、梅干しも入れて、熱湯を注いでかき混ぜるだけ。
卵は常温にしておきましょう。器も温めておくのがベスト!
体もあたたまり、すっきり目覚められる簡単スープ。
忙しい朝にぴったりですよ!
私も作ってみましたが、簡単でおいしかったです。
他にもたくさんのレシピがのっているので、気になる方は
本を読んでみてね。

◆こだわりの本棚 (54)

浜内千波 著「朝に効くスープ 夜に効くスープ」(日本文芸社)

健康を第1に考えたお料理で定評のある料理研究家 浜内千波さん。
冷え症、便秘、メタボを改善したい人のために。
デトックスやアンチエイジング、生活習慣病の予防に…と
様々なレシピがのっています。材料はすべて1人分で出ています。

2011年10月8日  0:00
“金沢の旅”&こだわりの本棚(53)
先日、石川県金沢に行ってきました。
久しぶりに訪れた金沢は、駅がとても立派になっていてビックリ。
城下町にふさわしいデザインにしようと作ったそうで、
邦楽に使う鼓の形の柱が2本立ったとてもユニークです。
金沢には加賀藩が手厚く保護育成した美術工芸品がいろいろあります。
加賀友禅、九谷焼、金沢漆器、金沢など特に金箔は
99%を占めています。
昔ながらの工芸品の他に現在風にデザインした金箔をあしらった
アクセサリーなど今の暮らしに合う工芸品づくりにも
力を入れているのでしょう。

金沢といえば食文化も魅力。カニや甘エビなどの日本海の海産物と
加賀野菜をふんだんに使った加賀料理が有名です。
九谷焼や金沢漆器などの豪華な器に盛りつけられるのが特徴です。
代表的な料理のひとつが「じぶ煮」。
江戸時代から伝わり、武家から庶民まで広く親しまれてきました。
そぎ切りにしたカモ肉や鶏肉に小麦粉をまぶして、だし汁に醤油、
みりん、砂糖、日本酒を加えたものでさっとゆでてそこに加賀特産の
「すだれ麩」やシイタケなどを合わせたもの。
まぶした小麦粉がお肉のうまみを閉じ込め、またとろみがついて
おいしい料理法ですね。
また、押し寿司の一種「おせずし」は3段重ねで厚さが10センチ近くも
あるんです。
その迫力にびっくりしてしまいました。

◆こだわりの本棚 (53)
現代農業11月増刊号「季刊地域」(農文協)

農村の地域づくりをテーマにした雑誌。
今回のテーマは「今こそ農村力発電」です。
全国各地の農家や農村で行われている再生エネルギーの発電の様子を
多くの写真とともに紹介しています。
棚田を生かした大分県の発電の話など地域のアイデア、活動に感激します。

2011年10月1日  0:00
“ミルクティージャム”&こだわりの本棚(52)
なめらかでとってもおいしい「ミルクティージャム」の作り方。

(1)牛乳 250ミリリットルと紅茶のティーバッグ2個、
   砂糖 60グラムを鍋に入れて中火にかけます。

(2)沸騰して1分ほどしたら、ティーバッグをとりだします。

(3)生クリーム 200ミリリットルを加えて、木べらでかき混ぜながら
   10分ほど煮ます。焦げないように気をつけましょう。

(4)ちょっとゆるいかな―と思う位で、火を止めます。
   (冷めるとかたくなります)

空き瓶などに入れて冷蔵庫で保存すると、1週間はもちます。
ミルクティーの豊かな香りと、やわらかいキャラメルのような口どけが
やみつきになります。アールグレイや、アップルティーでも作れます。
パン屋トースト、クラッカーにつけたり、ヨーグルトにかけて
食べて下さいね。

ただし!!
カロリーは100ミリリットルで500キロカロリーとかなり高いので、
食べすぎにはご注意を。

◆こだわりの本棚 (52)
 吉村葉子 著
 「お金がなくても平気なフランス人
     お金があっても不安な日本人」(講談社文庫)

20万部を突破するベストセラーです。
お金を出さずに身近にあるもので、心豊かな節約生活を送る
フランス人の知恵がいろいろと出てきます。
お金をかけずにバカンスを楽しむコツや、何代もの子供たちに
使い込まれた教科書の話など、日本とは全く違う暮らしぶりに驚きます。

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プロフィール
林 美香子
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身

北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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