2009年7月26日 0:00
“夏休みに行きたい農園レストラン”&MIKAKOのお菓子箱(39)
夏休みに行きたい農園レストランの全国ランキングが新聞に載っていました。
そのベストテンに、北海道の農園レストランが3件も入っていて、思わずうれしくなりました。
5位には美瑛町の「ランドカフェ」。
赤い壁が目印のかわいらしい山小屋風のお店です。
ドイツ人のステファンさんが作った無農薬の野菜を使ったドイツ料理。美しい風景もごちそうです。
6位は、上富良野町の「あぜ道より道」。酪農家やメロン農家などの女性5人が運営しているレストラン。周囲は広大な畑。手作りベーコンを使ったカレーなどが人気です。付け合わせのサラダもとれたての野菜がたっぷりとそえられています。また、農家のお母さんたちの温かい接客も評判です。
7位 由仁町の「キッチンファームヤード」は、アメリカのレストランのようなカントリー調のインテリア。レストランの席と、カフェ席があります。
スープカレーのほか、野菜をふんだんに使ったケーキも人気があります。
田園風景を楽しみながらの地産地消料理。
今年の夏休み、あなたも農家レストランに出かけてみては?
◆MIKAKOのお菓子箱 (39)◆
●たけなかの「丸漬夏蜜羹(まるづけなつみかん)」(萩市)
中味をくりぬき蜜柑の形を残したまま羊羹を流し込んだ丸漬。
明治時代から伝わる伝統のお菓子です。
材料は夏蜜柑の皮、白あずき、寒天、砂糖だけ。
ミカンの表面をけずって中身をくりぬき、ボイルした皮を一晩アク抜きをしてシロップ煮します。その中に羊羹を流し込んでふたをした後乾燥。砂糖をまぶして再び乾燥。1週間から10日ほどかかる手の込んだお菓子です。
4つ割や8つ割りにして口に運ぶと夏蜜柑独特の香りと羊羹の上品な甘さ。
さわやかな印象のおいしさです。
★たけなか
山口県萩市津秋東梶ヶ原2234-3
2009年7月19日 0:00
“九州の旅”&MIKAKOのお菓子箱(38)
九州 熊本県と大分県に行ってきました。
熊本県の小国は、九州ツーリズム大学というツーリズムを学ぶ学校や町づくりで有名です。
全国で初めての、時計屋さんが営む商家民宿に泊ったのですが、料理上手な奥さんがつくる地元の野菜やお肉を使った家庭料理はしみじみ美味しい味わいでした。
シイタケ農家が蔵を改造して作ったというカフェにも行ってきたのですが、こちらもノスタルジックで素敵。営業時間は正午から日暮れまで…というのがのどかさを感じさせます。
大分では湯布院に行ってきました。
観光辻馬車や、レトロな雰囲気の乗り合いタクシー。
道路標識や街路灯のデザインをみても、地元の人たちが街づくりに力を入れているのを感じます。
宿泊は長年の憧れだった、老舗旅館「亀の井別荘」。
一万坪という広い庭の木々の静けさ、そこに建つ和風の美しい建物。
心安らぐインテリア、心地よいおもてなし…。
緑あふれるテラスでいただいた朝食は最高に贅沢なひと時でした。
駆け足の九州の旅でしたが、素敵な体験ばかりでしたよ。
◆MIKAKOのお菓子箱 (38)◆
●橘柚庵古後老舗の「雪月花」(大分市)
もち米を練り上げた薄いおせんべいのような薄皮に、「甘露柚練(かんろゆねり)」という熟したやわらかい柚子の実に砂糖を加えて練り上げたものをはさんだお菓子です。
柚子の豊かな香りとさわやかな甘みが、もち米の薄皮と見事なバランスを織りなしています。パッケージの柚子の絵は、大分出身の日本画家 福田平八郎の描いたものです。
★橘柚庵古後老舗(きつゆあんこごろうほ)
大分県大分市千代町3-1-10
2009年7月12日 0:00
イマイカツミさんの「大地のうた富良野」&MIKAKOのお菓子箱(37)
富良野の農家で農業ヘルパーをしながら、水彩画を描き続けている「半農半画家」のイマイカツミさんが、富良野をテーマにした美しい画集「大地のうた富良野」(寿郎社)を出版しました。
(私の著書「農村へ出かけよう」の装画を担当してくれたのも、イマイさん!)
農村風景、町の風景など春夏秋冬の富良野の美しい景色がたくさん収められています。水田の風景、ラベンダー畑、山の景色、古い駅舎などなど…。
風景画に数行ずつ寄せられた文章がまた味わい深いんです。
じっくりと何度もながめたくなります。
巻末にはポストカード8枚も収められていて、誰かにハガキを出したくなるような…もったいなくてとっておきたくなるような…。
今、ジュンク堂書店札幌店 2Fカフェギャラリーでは、
原画展「2009年夏 イマイカツミ水彩画展 大地のうた 富良野」が開かれています。
また同じ場所で、7月18日(土)午後2時~からは、私もご一緒させていただくトークショーもあります。(ジュンク堂に要予約)ぜひ、足を運んでください。
◆MIKAKOのお菓子箱 (37)◆
●銀座千疋屋本店の「デラックスゼリー」(東京都中央区)
果物専門店の老舗ならではの贅沢なゼリー。
中身をくりぬいたオレンジやグレープフルーツの皮をそのまま器として使っています。味も香りもさわやかな柑橘系のゼリーがたっぷりと入っていて、とても豊かな印象のゼリーです。
デラックスオレンジゼリーとデラックスグレープフルーツゼリー、ギフトとしても人気です。
★銀座千疋屋本店
東京都中央区銀座5-5-1
<おまけ>
高知県馬路村の特別村民登録をしているので、広報誌が届きました。
今年は、にほんの里100選に選ばれた記念で、可愛いストラップも入っていました。 皆さんも、馬路村のHPから特別村民に登録できますよ。
↓馬路村からの広報誌とストラップ
↓ 拡大してみたー。
2009年7月5日 0:00
“鹿追町のケーキショップ”&MIKAKOのお菓子箱(36)
今年の6月にオープンしたばかりの鹿追町のケーキショップ「パティスリー ロク」に行ってきました。鹿のイラストが目印のおしゃれなログハウスです。
農家レストラン「大草原の小さな家」の敷地内に、息子さんである 中野心悟さんがオープンしました。
広い店内で、窓の外に広がる緑の景色や馬を眺めながらいただいたケーキの数々…最高のおいしさです。
材料はできるだけ地元の食材を使っているそうですよ。奈良や神戸の有名店で修業し、全国のケーキコンテストでも優勝したことがある中野さんは、ふるさと鹿追でお店を持つのが夢だったそうです。
ドライブの時に立ち寄りたくなるお店です。
鹿追観光協会のHPなどでも紹介されているのでチェックして下さい。
◆MIKAKOのお菓子箱 (36)◆
●來間屋生姜糖本舗の「生姜糖」(出雲市)
島根県出雲市の老舗で、日本生姜糖元祖となっています。
包み紙は漢方薬を思わせるレトロなデザイン。
平べったい生姜糖を割りながら口に入れると、くっきりとしたショウガのおいしさが広がります。
ショウガのしぼり汁に砂糖を溶かして炭火でじっくりと煮詰め、型に流し込む昔ながらの作り方を守っています。
★來間屋生姜糖本舗
島根県出雲市平田町774
HPあり
2009年7月
日
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火
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プロフィール
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身
北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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林美香子のプロフィール
コピーライトについて
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さわやかな印象のおいしさです。
★たけなか
山口県萩市津秋東梶ヶ原2234-3