タンカンやデコポンなど、柑橘類がおいしい季節ですね。
柑橘類は世界に数百種類あると言われ、日本で栽培されている多くは中国から
伝わり、品種改良されたもの。
冬によく食べるみかんは、江戸時代の初期に中国から鹿児島に伝わった
柑橘の種から偶然生まれた品種です。
みかんをはじめ日本で収穫されている柑橘類は50種類ほど。
1970年以降、オレンジの輸入自由化などをきっかけに新品種の開発が
行われました。
その代表格が、みかん類とオレンジ類を交配したタンゴール類、「清見」が
有名です。
柑橘類の生産量と品目数が国内で最も多いのが愛媛県。
宇和島には「みかん研究所」があります。
花粉を交配して果実から種をとりだし、苗を育て、ある程度の大きさに
なったら接ぎ木をして実がなったものから選んでいきます。
1年間に1000種類もの接ぎ木がしますが品種登録できるのは2500本に1本程度。
最低でも10年はかかるそうですよ。

スローな休日　（８４）

札幌市西区「古本とコーヒーのBookCafe　ソクラテスのカフェ」

1960年～70年代の文芸書や美術書　約2000冊がそろう、
くすみ書房直営のカフェです。
たくさんの本を知ってもらいたいと、オススメの本を集めた棚や
本のあらすじを書いたポップを設置している他、本について語る会や
朗読会も開かれています。
おいしいコーヒーの他、冬限定のお汁粉もおススメです。