2008年1月20日 14:40
「裂き織り」体験しました!
津軽や南部地方では、
昔は布が貴重だったこともあり、古い布を細く裂いて横糸にし、
丈夫な縦糸と一緒に織物をつくっていました。
それが「裂き織り」。
津軽では「サグリ」といって、主に漁師の仕事着だったそうです。
松前のニシン漁に行く時は、真新しいサグリが晴れ着として男たちを飾り、
つらい海の仕事では寒さを和らげたそうです。
しかし、津軽のサグリは、ゴム製のカッパが普及した大正末から
昭和にかけて、姿を消していったそうです。
一度は消えかけた「サグリ」ですが、やがて歴史を伝え
保存しようという動きが広まって、現在にいたっているんですね。
先日、青森在住の先生に習って、「裂き織り」づくりを体験しました。
古い着物をほどいた布を幅1センチ位に裂いて、この細い布を
横糸にして織っていき、1時間ほどで30センチ四方の小さな瓶敷き
をつくることができました。少しずつ形になっていくのはうれしいものです。
織ることで、布の色がまた違った味わいにかわるのも面白い!
織物ではなく、編み物にする「裂き編み」という方法もあるそうです。
裂き織りを体験してみると、布を大切にしようという気持ちが
強くなりました。
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プロフィール
林 美香子
4月12日生まれ 牡羊座 B型 札幌市出身
北海道「スローフード&フェアトレード研究会」の代表、農林水産省「食と農の応援団」メンバーも勤めてます。
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昔は布が貴重だったこともあり、古い布を細く裂いて横糸にし、
丈夫な縦糸と一緒に織物をつくっていました。
それが「裂き織り」。
津軽では「サグリ」といって、主に漁師の仕事着だったそうです。
松前のニシン漁に行く時は、真新しいサグリが晴れ着として男たちを飾り、
つらい海の仕事では寒さを和らげたそうです。
しかし、津軽のサグリは、ゴム製のカッパが普及した大正末から
昭和にかけて、姿を消していったそうです。
一度は消えかけた「サグリ」ですが、やがて歴史を伝え
保存しようという動きが広まって、現在にいたっているんですね。
先日、青森在住の先生に習って、「裂き織り」づくりを体験しました。
古い着物をほどいた布を幅1センチ位に裂いて、この細い布を
横糸にして織っていき、1時間ほどで30センチ四方の小さな瓶敷き
をつくることができました。少しずつ形になっていくのはうれしいものです。
織ることで、布の色がまた違った味わいにかわるのも面白い!
織物ではなく、編み物にする「裂き編み」という方法もあるそうです。
裂き織りを体験してみると、布を大切にしようという気持ちが
強くなりました。