昨日の番組は、お楽しみいただけましたか？
アルバムセレクションは和幸の「ひっぴいえんど」でした。
和幸とは、加藤和彦さんと坂崎幸之助さんのユニット。
このお二人は面白い企画で何枚かのアルバムを発表していますが、
今回は伝説のロックバンド「はっぴいえんど」をオマージュした内容です。
彼らのこのアルバムからのセレクトに加え、
はっぴいえんどへのオマージは洋楽へのオマージュと感じ、
私なりのこの時代に通じる洋楽セレクションも加えてみました。

1960年後半から1970年代。
この頃の音楽に魅せられ、今、尚、音楽を続けているミュージシャンは、
北海道にもいます。
先日はそんな一人、佐々木幸男さんのライブに行きました。
そこには、ゲストで、ふらりとやって来たいなむら一志さんが一曲。
いなむらさんは還暦と言う事で、赤いベレー帽で登場でした。
このいなむらさんの還暦ライブをプロデュースするのが幸男さんです。
北海道教育大学　札幌校に在学中、先輩、後輩の間柄で、
バンド「第一巻第百章」を組んで、デビューした仲間です。

私は、この仕事を始めた頃から、付かず離れずお二人とは交流がありまして、
還暦のライブをされるいなむらさんの存在自体に大感動なのですが、
いつも、マイペースで、活動し続けている幸男さんが、いなむらさんを讃えてプロデュースする事にも感動です。

北海道にも、こんな風に音楽を伝え続けるステキな大人達がいる事を、
私も地味に伝え続けたいと、思っているんです。

5月8日（金）
サンピアザ劇場（サンピアザ2階）で
いなむら一志還暦記念コンサート『万年少年』が開かれます。
触れてみて下さい。