AIR-G' FM北海道
カラスの巣箱
2003年9月29日  12:53
イタイ、、、。
「男と女が別れる時」、、、。
そんな事を考えながら、長渕剛の札幌でのライブを観ていた。
懐かしい曲「DONT'CRY MY LOVE」
長渕さんが前妻の石野まこさんと離婚した頃に発表された、心が切り裂かれるような哀しい別離の曲。
ライブでやるのは久し振りだ。
今回はバンドにサックスが入っている。
この曲の為にサックスが必要だった?と思う程、痛さが体に纏わりつく音色。
 たのむから たしかめないでくれ 
 
 寒いね 寒いね  二人抱き合っていても
 きっと同じ人生を 同じ歩幅で歩いてゆけたら
 君をこんなにうたがわせずに すんだのかもしれないね
 ひとつになっても  ひとつになれないよ
あ~。秋の寒空に苦しすぎる。
若い時に聴いたのとはまた違う、別の苦しさに押しつぶされそうになって聴いた。
そして、思った。
なぜ?ライブでこれほどまでに痛い目に合わなくっちゃいけないのだろう!
答えは簡単。だって、長渕剛なんだもん!
 長い時間、一人のアーティストとじっくり付合ってみると、
その時々の楽曲の変化や成長を体感する事で、自分自身のそれを顧みるって作業もできるんだなあ。
と思い知らされ、トボトボと帰宅した。
すると夫は出前鮨をまだ食べずに、待っててくれて、なんだかホッとした。
 3時間以上の長渕剛ライブはさすがのカラスも気力も体力も吸い取られちゃって、
クタクタになっちゃいました。
こんなんで、来年の鹿児島 櫻島オールナイトライブって、ついていけるのかなあ?
こんなカラスのケアーのためにも、一緒に行こうね。
 長渕フリークのあなたへ緊急のお願いでした。

2003年9月26日  15:14
いいぞ!顕ちゃん。
 秋を食べるAIR-G'。今年は安田顕くんと釧路への旅。
まず、様似町の港寿司さん。素材が命の北海道のお鮨屋さんはわざわざ江戸前とは名乗らないお店が多い。
でもここは江戸前と看板を出している。
それは、修行を積んだ東京のお店への気持ちだそうだ。
小樽をはじめ、道内で鮨を握って、30年前から様似でお店を構えたご主人。
東京から、北海道へ来たときは蒸気機関車のD51を利用したそうだ。
ホラでもなんでもなくホラ貝くらいの大きさを誇る見事なツブ貝。
この数々の料理は素材の良さにご主人の江戸前仕込みの一手間かけた、
見事な技がなし得る心のこもった味だった。
次ぎに訪ねた広尾町ホテル大宝。
「いや~今日は時間が早かったから、手抜きしてるぞ!」
と言われ通された和室に並ぶ品数に言葉を無くした。 
20品くらいあったと思う。それも浜でしか味わえない品々を心がける。
それは広尾の地で三代続く漁師の家系、肌で覚えた味しか出さないそうだ。 
はっきり言って、ホテルは綺麗だがこじんまりとしている。
そのたたずまいを見るなり「な~んだ」的な発言をする不届き者のお客もいるそうだ。
するとご主人はなんにも言わず、
いざ、食事の時となると目の前に活きた魚介を並べ、バシバシ捌き、どうだとばかりに出すそうだ。
しかも朝食からだ、、、。
浜の味をみせつける!この心意気にやられたおされた!
釧路「和商市場」に着いた時、カラスを待っててくれたのが、以前に長い期間、担当した、今のカラスの礎と言って良い番組「テレホンジャック7」を支えてくれていた、当時、高校生だった女の子。
もちろん、今はお母さんになっていて、ファミリーで顔を出してくれた。
その様子を横でじっと見つめていた顕ちゃんが
「食べもののレポート以上に、今、ここで伝えたい事がある。」と言い出して、
カラスとリスナーの再会の様子をしゃべり出した!
いいのかな~?と思いながらも、今回、私達の旅の根底に流れていたのは、
心と心のつながり、ひろがり。だったように思う。
そうだ、自然とそこを一番伝えようとしてきた旅だった。
朝から、日本酒をかっくらい、途中、ヘロヘロになったり、
砂浜におチンチンの絵を描いたりするけど、しっかり、人の心を受け入れる素敵な男性だ。顕ちゃんは。
一緒にレポートできて、本当に良かった。
釧路の会場に集まってくれたリスナーのみなさんも、バカばかりやったり、言ったりしてたけど、
そんな彼の大切にしたいものに気づいたはずだよ。
寒い中、ズート、熱いテンションで盛り上げてくれたみなさん、本当にありがとう。
また、お会いしましょう。何年たっても、リスナーでいてくれたら、きっと、また、会えるよ。
だって、カラスも顕ちゃんも(多分)一生、しゃべるつもりでいるから!

2003年9月12日  12:32
175R
175Rのライヴを観て来たよ!
モンキーマジックのBGMでスタートし、タトゥーのBGMで終了の、あっ。と言う間の出来事。
全身から、エネルギーを放出させる、それでも、まだまだ有り余るパワーをどうしたらいいのか?ってくらいのVo、SHOGOの勢いに「若いってそれだけで、尊いなあ」って感じながら、2階席から観てた。
 このツアー中にSHOGOクンの福岡の親友が亡くなる。という哀しい出来事があったそうだ。
彼は「永遠なんてない!今、この時、一瞬、一瞬を大事にしよう」って、言葉を発していたが、、、。
 ホントだ。
 生きてれば、嫌な事も、悲しい事も、投げ出したくなる事もいっぱい、いっぱいある。
それが日常だ。
でも、この音の洪水の中で、ステージからも、客席からも、溢れんばかりの若さがカラスに襲い掛かってくる。 これは、カラスにとっての非日常なんだけど、、、。
ズートこの時間が続いてもいいかなあ、、、。なんて思いながら、その空間を楽しめた。
 残念ながら、タトゥーの歌声と共に、現実に引き戻されちゃったんだけど、、、ねっ。
 本当だ。SHOUGOクン。永遠なんてないんだね。
 「君の幸せを心から願ってるよ!」
その瞬間だけでも、本気でそう言って、本気でそう歌う彼には、他の若いミュージシャンにはなかなか感じられない、『力』があった。

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プロフィール
DJ KARASU
DJ KARASU
6月30日生まれ 蟹座 O型
雨竜町出身

フリーパーソナリティとして、AIR-G'では開局以来ずーっとお付き合いさせて頂いてます。
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