AIR-G' FM北海道
カラスの巣箱
次のページ
2004年9月16日  1:32
幸せな朝
 「ap bank」って何?
この事をしっかり伝えなければ、桜井さん達の思いも伝わらないのだろう。と思って、カラスは日帰りで東京までalbumを試聴しに出掛けた。

 では、ap bank とは?
普通の銀行ではなく、自然エネルギー、省エネルギー、環境に関するさまざまなプロジェクトに融資する機関で、非営利組織です。
これをミスターチルドレンの桜井さんとプロデューサーの小林さんが立ち上げたのだ。

 なぜ?
桜井さんは子供を育てていく中で、
「こんな世の中になるのが分かってて、なぜ生んだんだ?」
なんて言われない未来になって欲しい、
「そのために自分の貢献出来ることはしたいな」
と言う思いが始じまり、時を同じくして、勉強会などを通して
「銀行をつくろう」と言うアイディアが浮かんだらしい。

う~ん。簡単に言うと桜井さんと小林さんは環境の事を考え、未来の事を思う人達を応援しよう。それが、いつまでもこの地球が走り続けて、回り続けて、幸せな朝をみんなが迎えられることにつながるんだ。って事で動いたんだよ。

 そして、Bank Band
その思いのまま、桜井さんと小林さんが中心となりミュージシャンが集結したのがこのバンドな訳で、、、。
彼らの音楽活動のすべての収益は銀行の維持のために使われるそうだ。

 そこで、
彼らは「沿志奏逢」というカヴァーalbumを作った。
桜井さんの選曲による「彼が聴いて来たアーティストの志を引き継いで、そのアーティストを聴いた事がなかった世代とも繋がっていくこと」を重視した内容だ。

環境とか平和とかの声を上げるとこの国では「なんだかなあ~」
みたいな感覚で、イイ方がイイ。に決まってるのにちょっと穿った型で捉えられがちなのに、そこにひるまない勇気と変に気負いのないところがステキだなあ。

親になってみると、少なからず、子供に残してあげられるこの星の行く末を考えるものよ。
やはり、優しく争いのない美しい環境であってほしいもの。
それは、生きてるもの全てに対してそうあってほしいと、、、。

パパになったばかりの桜井さんに会った時、
「お子さん可愛いでしょう?」って聴いたら、満面の笑みを浮べて
「もう、本当にカワイイ」って答えてた顔が忘れられないもん。
小林さんの奥様でもあるAkkoちゃんだって、働く事と子育ての配分とか、まずは、今は子育て重視とか、いっぱいいっぱい子供の事をお話したもん。

番組を離れたところでみんな親としては同じ思いと感じたもの。

そんな気持ちから始まっているこの活動はきっと世に一石を投じ、静かだけれどしっかりとした根がはりめぐされるものとなるような予感がするよ。
そうで、あってほしい。って願ってる。

だから、albumの中の「糸」を聴いた時
泣けて泣けてしょうがなかった。

  縦の糸はあなた 横の糸は私
  逢うべき糸に 出逢えることを 
  人は 仕合わせと呼びます

そんな仕合わせから生まれた命を大切に繋ぐ事以上の大切って、

 あるのでしょうか?


2004年9月15日  23:26
走っちゃえ!
 9.11→?
どんな地球にしたい?と言う思いから一人の友人が立ち上がってパーティーを開いた。
2001年の9月11日以降この星はどこに向かって進んでいるのかなあ?
どうも、生きづらい星になってる気がする。
でも、9.11がキッカケで、地球は変わった。
ステキな星になった。
そう言える日のために、、、
そんな思いに引きずられるように、小さなカフェには100人を越える人々が集まり、音楽をかこみ、それぞれに楽しい事でいっぱいになる地球を想像しながら優しい気持ちになれたひとときでした。
この番組を通して参加して下さった人がいたら、本当にありがとう。

カラスは「ライブ書」を中心にあなたの好きな言葉を描きます。って事で募金を募り参加したのだけれど、募金して下さった中の一人にあのイラクで人質となった今井君のお母さまがいらしたのだ。

 当日、ちょっとしたイタズラ気分のつもりでトイレに「書」を飾ってみた。
ちょうど、便器に腰掛けて一息ついた時に正面に言葉が飛び込んでくるように天井から縦長にこう、描いた。
「あなたを信じてくれるその人はいつもそばで見ててくれるよ。
大丈夫。さあ、一歩」って。
そばで見てるぞ~。って言うおかしさみたいなものも含めて、
遊びが半分、自分へのはげまし?も半分あっての言葉だったかなあ?
だから、だれかに届けよう。って気持ちはあまりなかった、、、。
いや、正直に言うと、たった一人の人に
「信じているよ」「見ているよ」と伝えったかった、、、。
誰かはヒミツ、、、。
それなのに、それを見たお母さまは
「あの言葉を書いて下さい。トイレに入って私の目の前に飛び込んできた言葉にどんなにはげまされたか。息子はまもなくロンドンに留学します。
まさにあの言葉を持たせてあげたいと感じました。書いて頂けますか?」
と言われたのだ、、、。
カラスはあの事件の時、誰でもなくあのお母さまの言葉や姿をTVで観て、
理由なんかない!
同じ母親として、ただただ、息子が無事でいてほしい。と誰だって願うのだ!
とにかく助けなきゃ!って放送でも訴えた。
だから、無事を心から喜んだし、、、、。
それが、全てじゃないかなあ。って今も思ってるよ。

 なんだか、そんな気持ちが繋がった瞬間だったように思えた!
自分の文字や言葉が誰かの心に響くって事が実感できて、
カラスの中で「しゃべるように書く」って事がより明確になってきた気がする。

さらに、そのトイレの文字そのものは、今。
あの、「総理!総理!」と厳しく総理を追求した元議員の辻本きよみさんの目に止まる事となり(なんでそうなったかは良く知らない)
えらく気に入って下さったようで、持ち帰えったそうだ、、、?
まあ、感動して頂けたそうなので、その事は「ありがとう。」です、、、。

  不思議です。
百歳まで生きて、今後はしゃべくり書家になる!って宣言したら、
どんどんどんどんその線に走りだしている。
とにかくどこまで、走るのか、、、。とことん走ってみますよ!

一度、あなたもカラスの「書」に触れてみて!
しばらくは「カフェ.あじと」に作品は置かれていますので、、、。
札幌市中央区南9西11の古い日本家屋のたたずまい。
住宅街に緑がもっこりしてるよ。
 カラスは大好きなカフェです!
だから、今、そこに自分の作品が置いてもらえている事は夢のようです。
 ただ、ただ、ウレシイ!!


2004年9月8日  21:48
コスモス祭りパート3
 お祭りが終了して、やっと、いなむらさんに仕返しのパネルを渡した。
その場で、箱から取り出してくれた。
本人が持った時、あまりにもそのマッチした感じに、涙がこぼれたのだが、
音楽を紹介し、心に響いた感情を「書」にして発表し、さらに、その本人にも見てもらえる事を贅沢にもカラスは今、体験させてもらえている。
考えてみれば、スタジオでも、ライブ「書」なんて、贅沢の極致だ!
 ありがとう!

 願い事は叶えるためにある。
叶えるためには、まずは口に出し、そして、動く。
動けば必ず、なにかが変わる。
最近、カラスは本当にそう、実感しているよ。

コスモスをバックに「他事騒論」の大きな文字といなむら氏。
写真に収めたかったけど、、、。
カメラを持っていなかったカラスは心にしっかり刻み込んだよ。


2004年9月8日  21:45
コスモス祭りパート2
 その場所は岩見沢の毛陽。
着いてみるといなむらさんはいない。
地元のお祭りに行ってるらしい。ったって、唄っている訳じゃない。
やきそば担当らしい??
そのお祭り、コスモス祭りの会場に向かう。
オジサンの声がする。ヤキソバはいいから急きょ司会にされたらしい。
台本ったて、走り書きの読みずらい文字で次にやる事だけが箇条書きで渡されるだけ、、、。
なのに一番前のテントを陣とるアダルトな層の(平均年令75才と見た)50名くらいには「しっかりやれ~い!」とか「滑舌悪いぞ~」とか文句言われてる。
いなむらさんはここに自分の秘密基地?をもった10年ほど前からず~とこのお祭りに参加し、歌も唄う事もなくお手伝いし続けているのだ。

 さあ、餅まきのスタートだ!
これも、地元のお寺のご住職一家の手作りのお餅。
「まずは、子供達~」20人くらい。参加、、。
「次ぎに、アダルトなみなさ~ん」
ゾロゾロ、来る来る!元気のよいみなさん70人くらい。

 全部がほのぼのとしている。
みんなが支えあってる。
地元の農家のみなさんがそれぞれ持ち寄ったものが美味しく並び、売られている。
8列とうきびというこのあたりでわずかに売られている珍しいとうもろこし。
本当に実は8列しかなく、堅くてモソモソしているのだが、噛めば噛む程、味わい深く、懐かしくって、嬉しくなった。
でも、とうきび売りのおじさんは焼くのが面倒で、
お客に「本当に欲しいのか?」と問う。
しまいには、「欲しいだけ自分で焼けよ」と炭火の前に座らされれた。

ビンゴゲームは参加者全員に何かが当たるまで、延々のんびりやり続ける。
ビンゴの意味はあるのか?

このお祭りの収益金は会場のまわりに咲くコスモスを植えるために使われるそうだ。
コスモス畑というにはあまりにも規模は小さいく、沿道にそっと咲いているだけだ。
なのに、地元のみなさんは丸太を組んで、展望台を作っている。
べつにここに登らなくても充分見渡せる事は言うまでもない、、、。

始まりから、終わりまで、集まった人々は増えもせず、減りもせず、同じメンバーが集っている。
ここ10年、ズーとそうらしい。

 こんな時間の過ごし方、心から、楽しかった。
いい一日だった。と心底思えた。
きっと、来年も参加している自分が想像出来る。
司会をしているかも知れない?


2004年9月8日  21:43
コスモス祭りパート1
 以前にもここでふれた事がある、air-gでは「ロック小僧の夢」のパーソナリティーでもあり、ミュージシャンのいなむら一志さん。
古くからの知り合いだ。
そのいなむらさんが「Kempo No,9」などと言う曲をいれた一言で言ってしまえば反戦歌albumと言ってよいのかしら?って言うより明確に意思表示をしたalbumをリリースした直後、カラスは感動しタイトル「他事騒論」を「書」にして渡した、、、。
そしたら、それを持って飲み歩いたオジサンはどこかに置き忘れ、後日、平あやまりに謝ってきたのだが、仕返しともいうべき行動にカラスはでた!
二度と無くさないように、彼の冒険の館?「いなむランド」の別荘(という名の山小屋)に畳一畳分はあろうという大作のパネルにして、置いてくる作戦だ。
それを、先日してきたのだ。

パネルを載せるため、車には人が乗れなくなり、行きが列車になってしまったほどの大きさだ!


次のページ
このBLOGのトップページ  前のページに戻る
2004年9月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
前の月   次の月
プロフィール
DJ KARASU
DJ KARASU
6月30日生まれ 蟹座 O型
雨竜町出身

フリーパーソナリティとして、AIR-G'では開局以来ずーっとお付き合いさせて頂いてます。
関連番組
アーカイブ