AIR-G' FM北海道
カラスの巣箱
2003年5月12日  21:16
GLAY LIVE@真駒内
 足がパンパンに張ってる。ズート立ちっぱなしでグレイのライブに参加した。
少しの腰掛けも許されない状況だったので。
 
 実は、カラスの席がアリーナ席の、しかもかなり前の方!
真駒内アイスアリーナでこんな良い席でライブを観るのは始めてだ。
今まで大抵は、スタンドの正面席で観ていた。
それは、後々、番組などでしゃべるにも、ステージの全体像や客席の雰囲気を把握するのに、一番最適な場所と言う理由から。
 なのに今回はメンバーの表情まで生で感じ取れるあたりの席じゃないですか!
変に舞い上がっちゃって、テルくんの「中学生~!」の問いかけにも「イエ~イ」なんて反応しちゃったら、隣に居たair-G'のスタッフが慌ててカラスの挙げたこぶしを振り下げた。
 いや~。グレイ、カッコイイ!!!
「何を今さら、カラスさん。」とファンのみなさんには言われそうですが、彼らがこんなにビックになるズート前から見守ってきた「グレイの母」としましては、人柄的には何も変わらない彼らの素晴らしさに、ついついミュージシャンとしての本当の凄さを見逃していたような気がしました。
 ステージ上の彼らのカッコよさはハンパじゃない!!
一人一人の「音」がこれほどまでにしっかり届いてくるバンドはグレイ以外いないよ!と思っちゃった程、あの4人はグレイなのだ!当り前か?
要するに、あの4人以外のグレイはあり得ない!と再確認したのです。
 映像とライティングと今、目の前で繰り広げられているステージとの融合のさせ方の素晴らしさ。
また、ツアーのファイナルを明日、迎えるって事もあって、もう、完成しているステージング。
なのに、変に慣れ過ぎた感じはなく、一つ一つに愛が込められてて、ミュージシャンは最終的にはその「人」「人格」が一番重視される。とカラスは思ってるんだけど、その意味に於いてもグレイはやっぱり本物なんだよなあ。
 このツアーが始まる頃にアメリカとイラクの戦争が始まり、ツアーの終演を迎える頃に戦争も一応の終結を迎えた。と言う事もあり、彼らにとっては「戦争」が重くのしかかったツアーだったようだ。
 「戦争からは何も新しいものは生れない。あるのは悲しみと憎しみだけだ」と。
反戦を唄った曲もナンバーには組み込まれていた。
声、高らかに「反戦」を掲げている訳ではないが、言葉よりも、作り出すステージが、バンドとしてのボーカルをふくめたサウンドが「反戦」を訴えていて、胸に突き刺さってきたね。
 グレイは音楽の「力」を観せて聴かせてくれた。
 この日を忘れたくないなあ。と思って、最後にいっぱい降ってきたブルーの紙吹雪を大切に持ち帰ってきたカラスでした。
(コンサートに出かけた5/10、帰ってからすぐに書きましたが、送るのに失敗して、今日になりました)

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プロフィール
DJ KARASU
DJ KARASU
6月30日生まれ 蟹座 O型
雨竜町出身

フリーパーソナリティとして、AIR-G'では開局以来ずーっとお付き合いさせて頂いてます。
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