2002年6月11日 11:47
ベッカムくん?
入院経験のある人、医療関係にどんな分野でも従事してる人、さらにはプレママさん、出産直後の人、そのパートナーさん、いずれそうなるであろう皆さん。???
いったい誰に呼び掛けたいのか?分かんなくなったけど、、。
6月7日W杯イングランドVSアルゼンチン戦がこの札幌の地で行われた日、カラスの従姉妹が男の子を出産した。
とっても、仲良くしている従姉妹なので嬉しくって、しかも、男の子だから、名前は『ベッカム』にしろ!と言うために病院へと向かったのだ。
ところが、、。
そんな事、言える状態じゃないほど彼女はブルーになってた。
いわゆる「マタニティーブルー」
出産がかなり厳しかったので体調もすぐ戻らず、初めての経験でパニックになったのだろう。
出産経験者は良くその気持ちは分かる!エッヘン!
あの、宇多田ヒカルさんも婦人科系の病に見舞われた時、治療のため、ホルモンのバランスが崩れ精神的に不安定な状態だった。と伝えられたのでお若い方達も他人事じゃない。と感じた人もいるはず。
こんな、カラスでさえ、とうとう自宅の電話番号さえ、思い出せなくなる。というくらい出産直後は疲れもたまりブルーな状態に陥ったほどだ。
そんな時、私をある意味救ってくれたのは、助産婦さんでも、ドクターでも夫でもなく、身の回りのお世話や室内の清掃をしてくれていた年配のヘルパーさんだった。
骨盤が少しズレてて整形外科でもちょっと診てもらったほうがいいかもしれない。と言う助産婦さんの助言にも「今、目の前の子供の事だけで精一杯で、片時も離れる気にはなれません」なんてなっちゃってたカラスの、肩をそっと抱いて、そのヘルパーさんが
「私がちゃんと抱っこしててあげるから、診てもらっておいで」と言ってくれたの。
その時、フ~と肩の力が抜けて楽になれた気がしたんだよね。
そう、それなのにそれなのに退院の時もバタバタしちゃって、ちゃんとお礼も言えず、今となれば人の名前を覚えるのが半端じゃ無く苦手な私はお名前さえ忘れている始末。
でも、この人一倍生意気な口を持つ息子の成長の影にはあなたもいてくれた事は確かです。
身体が病んでいる時は間違い無く心も病みます。
そんな時、医療の現場に当たり前の『優しさ』があればどれほど癒される事か、、、。
あのヘルパーさんはきっと今日も新米ママさんをふんわりと包みこんでいることでしょう。
2002年6月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
前の月
次の月
プロフィール
DJ KARASU
6月30日生まれ 蟹座 O型
雨竜町出身
フリーパーソナリティとして、AIR-G'では開局以来ずーっとお付き合いさせて頂いてます。
関連番組
カラスの巣箱
最新の記事一覧
みんなありがとう!!!!
あれから、そして....。
ラジオが出来る事....。
3月の番組は想い出がいっぱい。
the pillows山中さわおさんと。
カテゴリ
ニューアルバム試聴
アーカイブ
2011年3月(4)
2011年2月(1)
2011年1月(4)
2010年12月(10)
2010年11月(3)
2010年10月(5)
2010年9月(7)
2010年8月(8)
2010年7月(6)
2010年6月(4)
2010年5月(4)
2010年4月(7)
2010年3月(9)
2010年2月(5)
2010年1月(6)
2009年12月(10)
2009年11月(2)
2009年10月(5)
2009年9月(4)
2009年8月(5)
2009年7月(5)
2009年6月(9)
2009年5月(8)
2009年4月(6)
2009年3月(7)
2009年2月(6)
2009年1月(5)
2008年12月(6)
2008年11月(7)
2008年10月(8)
2008年9月(7)
2008年8月(6)
2008年7月(7)
2008年6月(9)
2008年5月(10)
2008年4月(9)
2008年3月(8)
2008年2月(9)
2008年1月(8)
2007年12月(9)
2007年11月(11)
2007年10月(10)
2007年9月(12)
2007年8月(20)
2007年7月(18)
2007年6月(12)
2007年5月(15)
2007年4月(12)
2007年3月(14)
2007年2月(17)
2007年1月(13)
2006年12月(13)
2006年11月(15)
2006年10月(19)
2006年9月(15)
2006年8月(19)
2006年7月(4)
2006年6月(5)
2006年4月(4)
2006年1月(8)
2005年12月(8)
2005年11月(4)
2005年9月(4)
2005年8月(1)
2005年7月(6)
2005年6月(1)
2005年5月(1)
2005年4月(2)
2005年3月(3)
2005年2月(4)
2005年1月(1)
2004年12月(3)
2004年11月(1)
2004年10月(1)
2004年9月(7)
2004年8月(7)
2004年7月(3)
2004年6月(1)
2004年5月(1)
2004年3月(2)
2004年2月(2)
2004年1月(4)
2003年12月(1)
2003年11月(2)
2003年9月(3)
2003年8月(1)
2003年7月(1)
2003年6月(1)
2003年5月(1)
2003年4月(2)
2003年3月(2)
2003年2月(1)
2003年1月(3)
2002年12月(2)
2002年11月(1)
2002年10月(1)
2002年9月(3)
2002年8月(2)
2002年7月(3)
2002年6月(4)
2002年5月(4)
2002年4月(3)
2002年3月(3)
リンク
DJ KARASUのプロフィール
鴉の書
コピーライトについて
Copyright © 1997-2016 AIR-G' FM Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd. All rights reserved.
いったい誰に呼び掛けたいのか?分かんなくなったけど、、。
6月7日W杯イングランドVSアルゼンチン戦がこの札幌の地で行われた日、カラスの従姉妹が男の子を出産した。
とっても、仲良くしている従姉妹なので嬉しくって、しかも、男の子だから、名前は『ベッカム』にしろ!と言うために病院へと向かったのだ。
ところが、、。
そんな事、言える状態じゃないほど彼女はブルーになってた。
いわゆる「マタニティーブルー」
出産がかなり厳しかったので体調もすぐ戻らず、初めての経験でパニックになったのだろう。
出産経験者は良くその気持ちは分かる!エッヘン!
あの、宇多田ヒカルさんも婦人科系の病に見舞われた時、治療のため、ホルモンのバランスが崩れ精神的に不安定な状態だった。と伝えられたのでお若い方達も他人事じゃない。と感じた人もいるはず。
こんな、カラスでさえ、とうとう自宅の電話番号さえ、思い出せなくなる。というくらい出産直後は疲れもたまりブルーな状態に陥ったほどだ。
そんな時、私をある意味救ってくれたのは、助産婦さんでも、ドクターでも夫でもなく、身の回りのお世話や室内の清掃をしてくれていた年配のヘルパーさんだった。
骨盤が少しズレてて整形外科でもちょっと診てもらったほうがいいかもしれない。と言う助産婦さんの助言にも「今、目の前の子供の事だけで精一杯で、片時も離れる気にはなれません」なんてなっちゃってたカラスの、肩をそっと抱いて、そのヘルパーさんが
「私がちゃんと抱っこしててあげるから、診てもらっておいで」と言ってくれたの。
その時、フ~と肩の力が抜けて楽になれた気がしたんだよね。
そう、それなのにそれなのに退院の時もバタバタしちゃって、ちゃんとお礼も言えず、今となれば人の名前を覚えるのが半端じゃ無く苦手な私はお名前さえ忘れている始末。
でも、この人一倍生意気な口を持つ息子の成長の影にはあなたもいてくれた事は確かです。
身体が病んでいる時は間違い無く心も病みます。
そんな時、医療の現場に当たり前の『優しさ』があればどれほど癒される事か、、、。
あのヘルパーさんはきっと今日も新米ママさんをふんわりと包みこんでいることでしょう。