先日の三笠のイベントは興味深いものでした。
我が従兄である川俣正の話も、わかったような気がしました。
よーするに。
『現代アート』に限らず、アートというものは、
興味を持ってくれた人に、何かしらの『思い』をもたらすと言うもの。
身の回りの何気ないものにまで興味を持つかどうかが『鍵』らしい。

でもって、こんな話しをしていました。

ブラジル出身のアーティストが、イギリスへ渡った時のお話です。
ブラジルには、お部屋にカーペットを敷くと言う習慣がなく、
ほとんどをフロアーの上で過ごすそうです。
このアーティスト、イギリスに行ってまず驚いたのが、
部屋にカーペットが敷いてあったと言うこと！！！

彼は、この『カーペット』に興味を持ちました。
『一体、これは何だ？何で出来ているのだ？！』
（、、、と、こう言ったかどうかは定かではありませんが(^^:)）

彼はカーペットの手触りを確かめました。
そ～すると、指で引っ掻く度に毛玉ができ、やがてそれはどんどん大きくなりました。

その大きくなった『毛玉』で、彼はなんと！亀（うさぎだったかな？？）を
作り上げたのだそうです！！！

これぞ『アート』！！！！

毛玉に興味を持ち、なお且つそれで像を作ってしまう？！
アーティストの頭の中の回路ってのは、こういうモンらしいです。
あ～～～～～、アタシって凡人、、、、。