AIR-G' FM北海道
リーブルのみや
プロフィール
野宮 範子
野宮 範子
3月14日生まれ 魚座
A型 室蘭市出身

サッカー観戦が趣味。
特技は、本の速読。

ブログタイトルは、好きだった書店から。本を中心に書き込んでいこうと思います!
2011年4月25日  11:35
赤黒の旗と白黒のボールと・・・
1ヶ月ぶりの
Jリーグ再開!

先週23日土曜日
コンサドーレVS湘南戦、
冬みたいな
氷雨みたいな
冷たい雨に打たれながら
今シーズン初勝利!願いつつ
札幌ドームまで向かいましたよ~
1ヶ月ぶりに
サポーター席も熱い!
赤黒の旗の上下運動も
元気だ。

1ヶ月ぶりに
サッカーができること
サッカーを観戦できること
その意味を
ドーム中が共有しました。
試合前の黙祷。

Silent Praying


前から6番目。
かなりピッチに近い席で
目を閉じる。

青い爽やかな
芝生の匂いがする。

いつものシーズンなら
胸躍り、高鳴る芝の匂いだけど、
目をつぶって
その生命の香りをかいだら
胸がぎゅっと、締めつけられた。

瓦礫の街に
青い草の香りが戻るのは
いつのことだろうか。
もうすぐ薫風香る初夏なのに。


そして同時に
被災地にやってきたカズと握手して
「かっこい~い!」と
ぴょんぴょん跳ねていた
サッカー少年の笑顔が
浮かんだ。


戦争といっしょに語るのは
適切かどうかはわからないけど
民族紛争の内戦が耐えない国の
少年兵士のルポルタージュを
思い出す。

強制的に
または自主的に
(それしか生きる道がなうから)
か細い腕に銃をとり
戦争に参加した少年兵たちの
リハビリプログラムを追ったルポ。

強烈な戦闘体験で
激しく傷つき
かたく心を閉ざした少年は
サッカーボールをキックしたとき
はじめて笑ったそうです。

凍りついた小さな心を
白黒のボールが
そっと溶かしてくれる。

震災後
瓦礫の中でも
サッカーボールを蹴る
子供たちの姿がありました。


小さな
白黒の勇者です。

安心して
ボールを追いかける日が
来るように、
サッカーおばちゃまも
がんばるよ。

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