AIR-G' FM北海道
「lief」REPORTER BLOG
2011年6月24日  10:08
緑のカーテンは地球にやさしいだけではなのだ!
15時台は今週のliefで各レポーターが取材してきた企画「GREEN WEEK」のトリということで、昨今の電力事情から注目が高まっている「緑のカーテン」。を取り上げました!

ご協力いただいたのは札幌市立大学。芸術の森にある緑豊かなキャンパスですが、ここの図書館実は冷房がないのです(汗)そこでデザイン学科准教授で建築環境学がご専門の斉藤雅也准教授が「緑のカーテンプロジェクト」をゼミで立ち上げ、去年からスタートさせたということなんですね~。

問題の図書館、窓が東側と西側についています。夏至前後はやはり朝早くから日差しが差し込み、太陽高度が低いために部屋の奥まで日差しが入ってきます。それを防ぐために「つる性植物」である「夕顔」「ゴーヤ」などを植え、日差しを遮るわけです。
(写真は去年のゼミ生「牧野李会(まきのりえ)さん」のもの)
この「つる性植物」は南方の植物なので、朝晩気温が低い北海道は5月より6月中旬が最適な植える時期なのだそう。また、非常に成長の速い植物なので、今週末でも十分に間に合います。

思えば夏休みの宿題は「つる性植物」の観察日記だったなぁ・・・理にかなった宿題だったわけだ。
ちなみに6月21日にお邪魔した時にはこんな感じ。元気のよさそうなつる性植物の苗ならまだまだ間に合いますよ!
この「緑のカーテン」の効用は、日差しを遮るだけではなく熱を風が運んで行ってくれるということ。

窓の内側についているロールスクリーンなどは、日差しは遮ってくれるものの、熱はスクリーンにこもってしまうので「パネルヒーター」みたいになって結局暑さはあまりにげないそうです。

さて、気になるご家庭でのやり方ですが・・・札幌市立大学の図書館では2階建ての建物の屋上から地面へ斜めにネットをかけるという大掛かりなものでしたが、ご家庭では緑の支柱を2本立ててその間にネットを張ればOK♪と現役の斉藤ゼミ生堀さんが教えてくれました。

これなら簡単にできそう♪おすすめはカーテンができた頃においしい実がなる「ゴーヤ」だそうですよ♪いやー涼しさをくれたカーテンからおいしさも「享受」できるなんて・・・さすが斉藤准「教授」!!!!!!

はい、僕も涼しさを寒いダジャレで提供(笑)地球にやさしい男でしょ?

・・・ま、それはさておき暑い夏を涼しくそしておいしく過ごせる緑のカーテン。今年だけじゃなく、これがスタンダードになったらいいなと思う取材でした!


このBLOGのトップページ  前のページに戻る
2011年6月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
前の月   次の月
プロフィール
リーフ レポーター
月~木、午後1時から放送の「lief」。4人のレポーター、石倉まりえ、鈴木舞、鈴木彩可、八幡淳がさまざまなトピックスをお届けてしています!
関連番組