昨日の
シラウオのアヒージョといい、

同じくスペインバルで食べた
甘エビのカルパッチョといい、
イカ、タコ、エビ好きという点では
スペイン人やイタリア人は
他人とは思えません。

魚貝の旨さがわかるというだけで
心底分かり合えるような気がする。

食べ物の好みって
大事ですよね～。


先日、
珍しいイカをスーパーで発見。

「ヒイカ」というらしい。

人差し指くらいの
豆イカ系。

「煮物におすすめ！」と
パックにキャッチコピー？が
書いてあったので
そうだ、大根もあったし、
ヒイカ大根にしてみようと
早速、購入。

お醤油、お酒、味醂を煮立てて、
生姜を散らし、
「ヒイカ」投入、
さっと煮えたところでお鍋から取り出し、
その煮汁で大根をことこと・・・
と、思ったら・・・

何だか煮汁が怪しい。
お醤油の色にしては濃過ぎる。
お醤油色というよりは、墨色のような。
ま、イカの色が出たのかしら～と
取り出した一匹を食べてみると・・・

ジャリ、じゃり、砂利？

砂っぽい。
というか、
完全に砂がいっぱい。

小さなヒイカくん、
砂いっぱいだった。

ショ～ック！

煮汁の墨色は砂の色だった。

イカも煮汁も、さすがに食べられない。

泣く泣く捨てて、
待機していた大根は
急遽、ベーコンとスープ煮にスイッチ。

浅利やハマグリの砂抜きはあるけど、
イカの砂抜き・・・
すべきだったんだろうか。

秋の残念なイカのお話。