2013年の自分チョコ♪

迷って迷って
原点回帰。

ピエール・エルメの
ボンボンショコラにしました。

ボックスのセンスが
大人だ。

華やかさや
きらびやかさとは
一線を画した
パティシエ界のピカソの
美的センスが渋い。

ショコラも
着飾っていない。

しかし、
やはり美味しいの。

レモングラスや
生姜や
ペッパーを
最初に使い始めたのは
エルメと言ってもいいくらい。


目をつぶって
この香りは・・・
この刺激は・・・
何だろうと、
すべての神経、感性を
舌先のショコラに集中する。

利きショコラのように。

もうずいぶん前になるが
パリの本店を訪れた時を
今でも鮮明に思い出す。

ハイセンスな
ジュエリーショップのような
ディスプレイ。

お菓子でアートする。

エルメ、
エルメス、
どちらもパリ本店は
人生に刺激を与えてくれる。

お買い物しなくてもね。

プロのお魚屋さんが
一番旨いかも！と絶賛するのが
にしんのお刺身、なんですって。

鮮度が落ちるのが早いにしん。
普通はなかなか食べられない
幻のお刺身。

ふふふ♪
北海道に暮らしていて
良かった。

ご近所のスーパーの魚売り場、
ありがたいことに
お刺身用にそれは美しい
三枚おろし状態で並んでいました。
鱗もきれいにとって
皮も剥いて
ぴかぴかの銀白色に光っている。

後はお口にあわせて
お刺身に造るだけ。

三陸産のわかめを添えて。

ほんのり桜色したにしんと
やわらかなわかめの緑。

色彩も
あじわいも
春の海・・・


脂の乗ったにしんと
さわやかなわかめの
マリアージュは最高。

ビヴァルディの「春」が
聴こえてきそうです。

冷蔵庫に寿司折が。

節分過ぎたのに恵方巻き？

お稲荷なしの助六？

よ～く見てみて。

わかりますか？

ご飯がスポンジっぽいの。

そう甘い太巻きロールでした♪

家族のバレンタインの戦利品（笑）

「海苔巻きみたいなロールケーキ」。

海苔は備長炭パウダーのクレープ
寿司飯は米粉スポンジ
具材は洋酒漬チェリーに黄桃
苺ピューレ、チョコクリーム
カボチャプリンに
ほうれん草ケーキ。
お醤油入れにはチョコソース。


食べるとケーキなんだけど
折箱の木の香りもするし、
見た目がまんまお寿司だし、
脳が混乱する（笑）

甘い助六。

助六・・・

団十郎に合掌。

バレンタイン。

どきどき？
わくわく？
な～んも普通の木曜日？

チョコの適温、
あるんですね～。

「冷蔵庫には入れないで！」と
釘を刺された（笑）チョコ

いわゆるプラリネチョコ。

中のキャラメルクリームや
ナッツクリームが
冷蔵庫に入れると
固くなってしまうからとか。

確かに
室温で置いておくと
とろ～り♪「とろける」感。

一方
室温でも溶けてしまいそうな
生チョコは
保冷バッグに入れて持ち運び。

チョコの一日。

適温にも
女子は気を使うのです。

皆さま、
ハッピー･バレンタイン♪

きょうは
本当に穏やかな空。

背の高さまで
道の両側に雪の壁が
そびえたっていても
この日差しは
真冬のものとは違います。

雪さえも
温かく見えてくるような
光の力強さと明るさ。

光の速さで
一番先に届く春の予感。

光の春。


こんな日は
桜のおやつがいいな。

コンビニの
さくらクッキー。

桜の香りと
ほんの少し塩気を含んだ
お砂糖の衣。

桜を待つ楽しみが
今年も始まった。

さくらさくさくらさく。

きっと咲くよ。
受験生のみんなへ。

さくらさくさくらさく。