前から行きたかった
緑の中の一軒家フレンチ。

「今月はアスパラ特集ですよ。
ご一緒しませんか？」

素敵な30代男子たちからのお誘い。
お断りする理由がどこにあるかしら～（笑）

仲良しR・Kちゃんと
いそいそお出かけした週末。


これが
脳と舌と胃袋が
心地よく混乱する一皿
「ホワイトアスパラの
カルボナーラ」

右側はポーチドエッグ。
左側のベーコンや
パルメザンチーズのカレットに
隠れているのが・・・
バニラアイスクリーム！

スプーンでチーズのがレットを
ザクザク割って
卵とアスパラとベーコンと、
バニラアイスを混ぜ混ぜして・・・
お口に運ぶ・・・

ん～～～！
ん！ん！ん～ん♪

一同、感嘆符の「ん」しか
出てこない。

旨い。
脳は軽く混乱しているが、
本能が旨いと
瞬時に感じている。


アスパラのほろ苦さと
ベーコンの旨み・塩味と
卵のとろとろと
バニラアイスの濃厚な味が
渾然一体・・・


世にも贅沢なカルボナーラ。


「でも、バニラアイスの材料は
卵と生クリームですからね、
カルボナーラの材料なわけですよね」

お向かいのイケメンパティシエが
さくっと因数分解してくれて
納得。

料理は因数分解だったんだ。

お隣の建築家氏も
得たり・・・と微笑む。

食事は
料理と会話とメンバーで
決まる、ね♪

アスパラ尽くしの最初の一皿。

ホワイトアスパラの冷たいスープと
うにを抱いた球状のスープ。

小さな宇宙を、一口で。

初夏のお庭に仕立てた一皿

メインの仔牛のポアレは
野菜が主役。

手前のポテトのマッシュ。
くぼんだところに
ヴァージンオリーブオイル。
池に見立てています。

印象派の絵画のようなお皿。

締めくくりの
小さなお菓子。

親指サイズの
アスパラのマカロン。

初夏を告げるアスパラガス。


バニラアイスや
マカロンにもなっちゃう。


意外に甘党の野菜でした。


料理は因数分解。
解が導き出せなくても
美味しい！のは
わかります。