今朝も冷えました。

札幌も氷点下の朝。

地下鉄に向かう遊歩道の植え込みに・・・

霜柱、発見！

氷の力ってすごいね。

土をぐんぐんと持ち上げて。
地面が氷のミルフィーユになってる。


お？

すぐそばでは・・・

落ち葉が急速瞬間冷凍・・・。


いつも通勤路
いつもの遊歩道が
冬の散歩道に変身。

S&Gの往年の名曲が頭の中で蘇る。


霜柱を最後に見つけたのは
いつのことだったろう。

多分、
小学生の頃。
雪が少ない
今よりずっと寒かった室蘭。
大沢小学校へ登っていく
坂道の途中。


あれから
何度も何度も冬を迎えていたはずなのに
霜柱には気づかなかった。

足元を見つめる余裕がなかったのか。
脇目もふらず走り続けていたのか。
小さな小さな自然の変化に気づく
柔らかなココロを
どこかに置き去りにしていたのか。


霜柱。
土を持ち上げるだけの
冷たい冷たい地球のエネルギー。


それは
決して
小さな出来事じゃない。

足元を見つめて
でも、うつむかない。

同じ方向ばかり見ていると
素敵なこと
見逃してしまうよね。


子供の頃は
光と話だってできたのに。


私の大好きな、俵万智さんの歌を。



七つ前は　神のうちとや男の子　
　　　　　光と話し　落ち葉と遊ぶ


　　　　　　　　　　　俵万智


誰もが
光と
話せた
冬の初めの
凍てつく朝。

何か
見つけましたか。