牡蠣の魔力・・・

あ、牡蠣食べたい！
ああ、牡蠣フライ食べたい！

無性に
取りつかれたように
食べたくなる時がある。
ほとんど発作だ。
大抵、冬場に起こる。

陣痛のさなかも
食べないで残してきた
牡蠣フライが気になったという
リスナーさん。

あなたも
ワタシも
牡蠣の魔力にひれ伏す
牡蠣教の在家信者。

魔力マックスの
牡蠣料理！！！

ガンガンが
居酒屋テーブルの
真ん中にど～ん！

蓋を開けると・・・

ぴゃ～～～！

牡蠣だ～、
殻ごとの牡蠣と
アサリが蒸し焼きだ～
冬のサロマの潮の香りが
たちのぼる・・・

漁師さん直伝の
「牡蠣のガンガン焼き」


食べても食べても
牡蠣･牡蠣･牡蠣。
手のひらにこぼれる
海のジュースを
ずずっとすする。
初デートにはおすすめできないが
2回目以降は
盛り上がるガンガン焼き♪

ガンガン

正式名称 一斗缶
（正式か？）

お醤油や油を入れていた
ブリキのカンカンを
北海道人はガンガンと呼ぶ。

頑丈なテクスチャーは
「ガンガン」と呼ぶしかない。

ごつい牡蠣の殻だって
へっちゃらで
ガンガン蒸し焼きしてくれる。

番屋の重油ストーブの上に
直置きしたガンガンで
とれたての海の幸
ガンガン焼いて
ガンガン呑んだんだろうな～
北の海の男たち。

そんな豪快な酒の「あて」

お皿中央は
コマイのからすみ

この隠れ家居酒屋の
大将特製。

コマイ。
七味マヨネーズだけじゃないんだ。

からすみか。

「あて」にもいいが
贅沢パスタ、作りたくなる。

北の海の幸。

本当に贅沢な幸せだ。