秋の到来物が続きます。
新米、じゃがいも、名残のメロン、
そして、「千葉の実家から届いたの」と
知り合いからお裾分けされたのが
「新高梨」

大きくて、甘くて、瑞々しくて。
梨の清冽な食感って、
秋の朝のきりっとした冷え込みと、
よく似ている。
冷えた梨の甘さが歯にしみる感覚、
秋の朝、ああ冷えるって、
思わず腕をさする感覚とつながりません？

子供の頃、梨を食べると、
何だか、少し、切なくて、
寂しい気持ちがした。
暖かい季節は、もうおしまい。
長い冬の予感がそうさせるのか。
「ああ、楽しいお休みはもう、終わり、
明日から学校か～」
日曜夜の「サザエさん」症候群みたいな感覚。

でも、大人の秋は、ちょっと違う。
秋刀魚のほろ苦さ、
銀杏ごはん、
切なくほろ苦い味が、
しみじみ旨い。

ワカメも大人になりました。

寂しがりやの新高梨

なので、
おやつに、ミニ鯛焼き君、参戦！
親指姫みたいな鯛焼き君、
この極小サイズが、女子の罪悪感を払拭する（笑）