夏の朝日が
あまりに眩しく美しく
思わず、携帯カメラを向けた。

なんと！

黒い太陽！

太陽を直視したり
太陽にレンズを向けたりすると
目を傷めるから、
いけないって言われるから
携帯電話を太陽にかざして
直視しないで
パシャ！


本当は
真っ青な夏の青空に
ピッカピカのお日様が
なんだか
カフカ的な？
不条理な
黒い太陽に撮れちゃった。


黒くないはずのものが
黒く見えるって
人間の本能的な恐怖、不安感を
かき立てますね。


日食を恐れおののいた
古代の人々の気持ちが
わかるような気がする。


でも実際の空は・・・

こんなパーフェクトな
青空だった。


太陽を崇めてきた人間。

夏の花も
しばしば太陽に例えられる。

太陽に向かって笑う花
向日葵。

古代エジプトの人々が
ナイル河畔に咲くその姿から
「ナイルの花嫁」と呼び
太陽の象徴として
国花に定めた
睡蓮。

sunflower
と
waterlily

夏の丘に咲く花と
夏の水辺に咲く花。

さあ、どちらを求めて
夏の花散歩しましょうか。