今日は札幌市出身の漆造詣作家・渡邉希さんのインタビューをお送りしました。
現在は道外のみならずスペイン、カナダ、中国、フランスにも作品を出品しています。

いつもこの時間は仕事に取り掛かるときで、どたばたしていると言っていました。
子育てをしながら現在は作製してます。
不思議なことに赤ちゃんは漆にかぶれないんだそうですよ。
あまり触らせないようにはしているものの、手が真っ黒になっているときがあるそうです(笑)
職人さん方も「童はかぶれない」と言っていたんだそうです。
渡邉さんは全身かぶれながら作品を作っていると言っていました。

はじめは大学で陶芸を学ぼうと進学、そこで漆に出会いました。
最後まで自分の手をかけて作るところに惚れ込んだそうです。

渡邉さんは4mもある大きな作品を手掛けたり、
布のように見える作品を作ったりしています。

10年使用して、漆は結構丈夫だとわかったという渡邉さん。
お客さんには「使用後は軽くすすいで拭いて下さい」という説明をしているそうですが、
自分の家ではもうごっちゃごちゃと言っていました(笑)
多少水につけっぱなしでも大丈夫！だとか。
大学時代作品を壁にぶつけてしまったことがあったそうなんですが、
壁は凹んでいたけど、作品は大丈夫だったそうです。
学校には秘密ですけど(笑)と話してました。

現在は札幌市中央区にある「ギャラリー・レタラ」と東区の「茶廊法邑(さろうほうむら)」に出展中。
1月15日からは「札幌市資料館」、6月には菊水のカフェ「プランテーション」でも展示があるそうです。

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