月に1回、パーソナルトレーナー&栄養士のSHIHOさんをゲストに迎え、エクササイズと栄養のお話を伺っています。
冬の訪れを感じる寒さになりましたね。
忘年会にクリスマス、年越しとお酒を飲む機会も増えます。
二日酔いで翌日に「気持ちわるーい」とならないために、
今回は『二日酔いの対策と解消法』をテーマに、お伝えしていきます。
あなたにとっての“F”って何ですか?Freshな情報とFavoriteな楽しいアレコレ。そしてFine Music!毎週金曜日、7:30〜17:30 のだいたい10時間の生放送でお送りします。
GUEST
2017/11/21 放送
月に1回、パーソナルトレーナー&栄養士のSHIHOさんをゲストに迎え、エクササイズと栄養のお話を伺っています。
冬の訪れを感じる寒さになりましたね。
忘年会にクリスマス、年越しとお酒を飲む機会も増えます。
二日酔いで翌日に「気持ちわるーい」とならないために、
今回は『二日酔いの対策と解消法』をテーマに、お伝えしていきます。
⒈内関(ないかん)
【吐き気、むかつき】に効くツボです。
手のひらを上に向けて握りこぶしを作った時に手首に浮き出る2本の筋の真ん中が「内関」です。
左右それぞれ息を吐きながらじわーっとゆっくり押します。
⒉風池
【頭痛】に効くツボです。
左右の耳の後ろにポコっと出ている骨の下、生え際あたりのくぼんでいるところを押します。
頭痛のみでなく、めまいや肩こり、目の疲れ、鼻炎などにも効果的です。
⒊期門(きもん)
【肝機能の向上】に効果的なツボです。
左右の胸の中心の真下、肋骨と交わる点が期門です。
肝機能に関わるのは右側なので、飲む前に右の期門を押しておくことで二日酔い予防になります。
飲んだ後に押すと、肝臓でのアルコールの分解、解毒を促進してくれます。
『胸のマッサージ』
・二日酔で気持ち悪くなると、つい背中を丸めてしまいますよね。
すると内臓が圧迫されてなおさら内臓の働きが低下してしまいます。
背中を伸ばすの効果的な「胸のマッサージ」を行ってみましょう。
⒈鎖骨の骨の縁に沿って、鎖骨の下側を外から内に向かってさすります。
触って硬い部分があれば、そこを重点的にさするようにします。
⒉腕と胸の間、脇の手前の辺りに、反対側の手の人差し指から薬指までを当てます。
そのまま一度ぐっと押してから、皮膚を左右に大きくゆするように動かします。
二日酔いの主な原因は、脱水症状と、アセトアルデヒドによる作用です。
まず、脱水症状についてお話します。
アルコールを分解するためには水分が大量に必要になるため、体内でのアルコール濃度が高くなるほどに体の中の水分がアルコールの分解のために失われてしまいます。
また、アルコールには利尿作用があるため、尚更水分が不足し、脱水症状を招いてします。
脱水症状になると、頭痛・吐き気などの熱中症の時と似たような症状が起こります。
2つ目は、アセトアルデヒドについてです。
アルコールが体の中に入ると、肝臓で「アセトアルデヒド」に分解されます。アセトアルデヒドは体にとって有害な物質で、これが吐き気やめまい、頭痛などを引き起こす原因になります。
日本酒1合、ビール500mlのアルコールを分解するために3時間〜4時間程度かかると言われています。お酒をたくさん飲んで、血中のアルコール濃度が高い状態のまま寝てしまうと、分解しきれないアセトアルデヒドが体内に残ったまま朝を迎えることになり、二日酔いが起きてしまうのです。
これらの2大要因を少しでも軽減することが二日酔いにならないためには必須なのですが、そのために重要なのは「水分の補給」と、「肝機能を高める栄養」の補給です。
・飲酒中にお酒と並行して水を飲むことで、血中のアルコール濃度を少しでも下げることはとても効果があります。
・飲酒後の水分補給として適しているのは、ハチミツレモン水、トマトジュース、柑橘系のフルーツの摂取です。
レモンやグレープフルーツなどに含まれているビタミンC、ビタミンB群、クエン酸、果糖には、肝臓でアルコールを分解する力を高める効果があります。中でも果糖は即効性があり、お酒を飲む前にハチミツをスプーン1杯舐めておくとだけでも、悪酔い予防に効果があると言われています。
また、トマトに含まれるリコピンにはアセトアルデヒドの作用を抑える働きがあるとされているため、飲酒中、飲酒後にトマトやトマトジュースを摂ることをおススメします。
スポーツドリンクは吸収スピードが速いため翌朝の水分補給としては適してるのですが、お酒を飲んだ直後に飲むとアルコールの吸収も促してしまうので注意が必要です。
【材料(2人分)】
[A]
・ごはん茶碗2杯 ・レモン1/2個 ・玉ねぎ1/4個・塩麹大さじ2・はちみつ大さじ1
・チーズ(お好み)50g ・かつお節1パック ・ガーリックパウダー少々 ・豆乳300cc
[B]
・ブラックペッパー適量 ・粉チーズ適量 ・乾燥パセリ少々 ・EXバージンオリーブオイル
【作り方】
⒈冷凍ごはんを温めておく。
⒉レモンはよく洗い、薄い輪切りを2枚作り、残りは器に絞って種を取り除いておく。
玉ねぎはみじん切りにしておく。
⒊鍋にバターを溶かし、玉ねぎを中火で炒める。
⒋玉ねぎがしんなりしてきたら[A]の他の材料を全て入れてかき混ぜながら煮詰める。
4.仕上げに[B]をお好みでかけて完成。
☆肝臓の働きを助けるクエン酸、果糖、アミノ酸がたっぷりで、レモンの酸味がさっぱり。二日酔いでも食べやすい味になっています。