最近、スーパーに行っていつも驚くのが
「本日のバナナは売り切れました」という貼紙がしてあることです。

なんですと！
やっぱり、あれか！！
10日くらい前に、テレビで大々的にやっていましたよね。
バナナダイエットに成功したタレントさんの番組。
数々ダイエットはあれど、一番出来そうなのが、バナナダイエット！

バナナで痩せる！
何が何でも痩せるっーー！
と、バナナを毎日買っている、あ・な・た。
頑張ってね。

お隣の国、韓国では、深刻化する子供の肥満問題に対応するため
スポーツジムの会費など子供のダイエットに
助成金を支給することを計画しているとか・・・。
そこまで、深刻なんでしょうか・・・。

そういう私は、毎日バナナを買いそびれて娘に、
「また、バナナ買えなかったの？？」と、ダメだしをされているのですが、
そんな私が、替わりに買ってくるのが、りんご！です。

「りんごゴダイエット」だって一世を風靡したのよ、と言っても信じてもらえず
それならば、ということで、美味しいリンゴのタルトを作ることにしました。

今日は、パリの三つ星シェフ「アラン・パッサール」が書いた
「庭の小さな仲間たちの季節の野菜レシピ」の中から
彼のレストランでも実際に出されているという
「リンゴのタルト」の作り方を紹介しましょう。


《材　料》　　6人分

パートサブレ生地　　　　　　1枚
バター　　　　　　　　　　　125g
リンゴ（小さめの紅玉）　　　　3個
グラニュー糖　　　　　　　　大さじ5杯
粉糖　　　　　　　　　　　　大さじ2杯

●はじめに、パートサブレの材料6人分と作り方です。

薄力粉　　　　　　　　　　　250g＋50g（打ち粉用）
有塩バター（室温に戻す）　　125g
牛乳　　　　　　　　　　　　90ml

1）ボールの中に粉250gを入れ、その中でバターを
　　小さなナイフを使って細かく切ります。

2）指で粉とバターを混ぜ合わせ、そぼろ状になってきたら、
　　牛乳を少しずつ加え混ぜます。
　　ひとまとめにして、冷蔵庫で1時間休ませます。

●では、リンゴのタルトを作ってみましょう。

1）オーブンは180度に温めておきます。

2）パートサブレを打ち粉をふった台の上で、
　　めん棒で2～3mmの厚さの円形にのばします。

3）天板の上に、オーブンペーパーを敷いておきます。
　　めん棒にのばした生地を巻きつけて、
　　オーブンペーパーの上でめん棒を戻して広げます。

4）りんごを洗って皮付きのまま5mmの厚さに輪切りします。
　　種は取り除きます。
　　パートサブレの上に重なり合うように並べます。
　　さいの目に切ったバターと、グラニュー糖をふります。

5）パートサブレのふちを丸め込み、指で押さえてタルトのふちを作ります。
　　オーブンに入れて約40分焼き、生地のふちに焼き色がついたら取りだし
　　粉糖をふります。

熱々の紅茶と一緒に召し上がって下さいね。

余談ですが、「バナナ売り切れ事件」に見る、テレビの影響はすごさ、ではありますが今年度上半期のゴールデンタイム（午後7時～10時）の平均視聴率で
トップになったのはなんと、NHK、なんだそうです。

ニュースの他に北京五輪や、「篤姫」の高視聴率が後押ししたそうです。
その話題の「篤姫」なんですが、彼女が、13代将軍家定の正室となるため
薩摩から江戸に向かった道中などが詳しく書かれた
藩士の日記がこのほど見つかりました。
その日記の中には、贈答品とみられる「西洋肌着」という記述もあったとか。
篤姫は西洋肌着をお召しになっていたのでしょうか！！

ということで、皆さんも、あったかい肌着を身につけ、
これからの寒い季節を乗り切って下さいね。

それでは、また来週！