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2008年2月8日

スイーツのマナーのお話

今日は、スイーツのマナーについてのお話です。

正式なお食事会に誘われると、テーブルマナーが気になりますよね。

テーブルマナーの歴史は、16世紀のフランスに始まります。
1533年、イタリアの名家メディチ家のカトリーヌ姫が
フランス王家に嫁いだとき、フォークが初めてフランスにもたらされました。
この時、姫に同行した料理長が、フォークの使い方とともに
「食事作法50則」を書いたんです。
これが、食事作法の最初の指南本といわれる本です。

この本が元になり、イギリスでは自国流にアレンジして、
19世紀に独自のマナーが完成しました。

今でも、フランス式とイギリス式があります。
日本はというと、明治時代に、イギリス式のマナーが輸入されました。

さて、食事をするときと同じように、スイーツを頂くときにも、
実はマナーがあるんですよね。

今日は、食べづらいお菓子の正式な食べ方を紹介しましょう。

まずは、シュークリームです。

シュークリームを出されたときに、手で食べても良いものなのか、
それともナイフとフォークで食べるべきなのか??
悩んでしまいますよね。
まさか、そのままかぶりつくのではないとは思うのですが、
クリームがはみ出さないように食べるのは、中々難しそうです。

では、シュークリームの作法をお教えしましょう。

シュークリームを頂くときの正式なマナーは、手で食べます(ちょっと意外)。

まず、手で、フタをはずし、そのシュー皮で出来たフタの部分を
手で一口大にちぎり、そのちぎったフタでクリームをすくって付けながら食べます。

ちょっぴり面倒ですが、これですと、クリームもはみ出さずに
美しく食べることができます。

それから、シュークリームと並んで、
食べるのが難しいお菓子といえばミルフィーユです。

はじめてのデートの時には決して食べてはいけないお菓子ともいわれていますよね。
どうしても、ボロボロとこぼれ落ちてしまうんですよね。

このミルフィーユを上手に食べるには、まず、ミルフィーユを横に倒します。
次に、フォークでミルフィーユを押さえ、ナイフを押すのではなく、
横に引きながら、パイ生地を切ります。

決して、やってはならないのは、ミルフィーユを倒さず、上からナイフを入れること。
クリームが横からはみ出して、グチョっと潰れてしまいます。

最後に、プリンやババロアの食べ方は、というと、スプーンで縦に切って食べます。
この時、崩れやすいようなら上からすくって食べましょう。
くれぐれも、ぐちゃぐちゃに崩れないよう気をつけて下さいね。

では、また来週。


  
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