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トッティーの見習い日誌

2022/03/11 放送

知っておくという「備え」

防災・災害を伝える「絵本・児童書」

札幌市清田区里塚にある

絵本・児童書専門のセレクトショップ

「絵本屋 南風」

店内にはおよそ

3000冊の本が並んでいます。

店主の出町さんは、

元小学校の先生ということもあり

学校の図書館をイメージして

本をセレクトしているということです?

 

今回は店主の出町さんに

「こどもたちに災害・防災を伝える」

という視点でいくつか

児童書や絵本を選んでいただきました。

 

 

●「津波ものがたり」

著者 山下文男

 

全6話構成で、すべて日本で起きた

地震や津波を実録、記録に基づいた

物語で描いています。

・どうして津波は起こるのか

・津波が来るまでの時間はどのくらいか

・津波災害を防ぐにはどうすれば良いか

などの知識や情報も満載の1冊。

 

表紙には、1960年のチリ地震によって

日本でも被害をもたらした

津波の写真が使われています。

かなりインパクトがありますね。

 

 

●「だけど、くじけない」

子どもたちからの元気便

 

著者 長倉洋海と東北の子どもたち

 

東日本大震災後に現地入りして、

震災にあった9歳~13歳の

子どもたちの声や写真で

構成された1冊。

 

子どもたちの言葉や表情は

大人以上に、何か訴えかけてくるものが

あるような気がします。

 

 

放送では紹介できませんでしたが…

●アイヌの民話より

「セミ神様のお告げ」

 

著者 古布絵制作・再話

宇梶静江

(俳優 宇梶剛士さんのお母さん)

 

昔から、北の大地に住む

アイヌ民族はたくさんの昔話などを

語り継いできました。

その中には、北海道が昔から

大地震と大津波の災害に

見舞われたことを物語るものも。

「今よりもっと高いところに住みなさい」と

語り継いできたアイヌ民族の知恵と教えは

繰り返される災害への教訓として

子どもたちにも読んでもらいたい、

伝えていきたい1冊、と出町さん。

 

 

今回は、出町さんにお話を聞く中で

「児童書・絵本」というジャンルでは

ありますが、

大人こそ読むべき、知るべき本ばかり

だなと感じました。

こうした本を通して

知る、伝えていくきっかけに

してみてはいかがでしょうか?

 

 

絵本屋 南風

札幌市清田区里塚2条5丁目6-5

※不定休、完全予約制となっていますので

お店に事前に確認をお願いします。

カラダ、ココロの備えと整え方

防災グッズなど

物の備えの他に…

カラダ、ココロの備え

整え方を知っておく!

ということも大切なことかと

思います。

 

そこで、

札幌で活動されている、

健康運動指導士やメンタルコーチ

コンディショニング、

ピラティスインストラクター

として活動されている

宮本留美子さんに

リモートでお話を伺いました。

 

宮本さんは

カラダを整える運動指導、

心を整えるメンタルコーチとしての

活動をしていて、

小さなお子さんから

ご高齢の方まで幅広い世代に向けて

講座を開かれています。

 

実際に宮本さんも東日本大震災後からは、

災害から命を守る備えとして

・普段から逃げられるカラダづくり

・どんな環境におかれても

カラダを整える方法を知っておこう

という趣旨をもとに、

講座の中でも伝えていらっしゃいます。

 

災害時をはじめ、不安な気持ちの時の

リラックス方法を知っているのと

知らないのでは違いますよね。

物の備えと同じように、

心の備えを知っておくことは

命を生かすことにも繋がると

思いますと宮本さんは

おっしゃっていました。

 

しっかりとした呼吸、

視野を広げること

お腹に重心(意識)を

置くことが重要

とのこと。

 

大人が子供に対してできることは、

タッチ。とにかく触れることが

何より大事になるということです。

 

大人の呼吸の整え方についても、

放送の中で紹介させてもらいました。

 

普段からの体力づくりやカラダ

心の備えをしておく。

加えて、自分なりのリラックスできる方法や

楽しみ方をいくつも見つけておくことを

お勧めしたいと宮本さん。

覚えておきましょう!!

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