キリンビバレッジ presents 47のチカラ~私の別格~ 12:00~12:25 |
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日本は空前のマンゴーブーム!
お菓子にジュースにアイスにマンゴー味や
マンゴー果汁入りのお菓子が次々に発売さ入れています。
しかも、去年の輸入額が、前年比10%増のおよそ50億円、
過去最高を記録しました。
まさに世の中はマンゴー、マンゴー。
そもそも、約20年前のバブル時代、エスニックブームや
アジアンデザートの流れで、パパイアやマンゴーも日本にやってきました。
輸入物の変わったフルーツとして、日本に定着したマンゴー。
ここ最近のブームは、
「景気の回復で、消費者が、話題性のあるものや、
変わったものに興味を持ったため」ともいわれています。
特に宮崎の高級ブランド「太陽のたまご」は、
東国原知事の売り込みのお陰で、大ブームを巻き起こしました。
先日飛行機の機内誌に宮崎のマンゴーが紹介されていたんですが、
最高級品になるとなんと!お値段1つ・・・、一万円!!!
どなたの口に入るんでしょうか?
ところで、マンゴーと一緒に日本にやってきたパパイヤは、
マンゴーほど定着していない気が・・・。
実は、マンゴーは、加工によって味が損なわれにくく、
商品展開しやすいのが特徴。しかも、甘さの中に程よい酸味で、うまい!
それが、一番売れている理由なんですって。
そのマンゴーの原産地は、インドからインドシナ半島周辺と推定されています。
インドでは4000年以上前から栽培が始まっていて、
仏教の経典にもその名が見られます。
現在では500以上の品種が栽培されているんですよ。
インド、メキシコ、フィリピン、タイ、オーストラリア、台湾が主な生産国。
日本では宮崎県、鹿児島県、沖縄県、和歌山県で主に栽培されている。
マンゴーの木は常緑高木で、樹高は40メートル以上に達します。
未熟果は非常に酸味が強いんですが、完熟すると
ほとんど酸味は無くなって甘みが強くなり、独得の香りを放ちます。
意外と知られていませんが、マンゴーはウルシ科の植物で
人によっては漆かぶれと同様の食物アレルギーを起こすことがあるので
特に漆かぶれを起こしやすい体質の人は注意が必要なんだそうですよ。
栄養面では、特にビタミンAやβ-カロテンが多く含まれているのが嬉しいですね。
日本で売られえているマンゴーのほとんどはアップルマンゴーです。
では、そのアップルマンゴーを使った美味しいプリンの作り方を紹介しましょう。
【材料】
[直径7センチの型、4個分]
アップルマンゴー 1~2個(正味300グラム)
上白糖 50グラム
粉ゼラチン 大さじ1
生クリーム カップ1/4
レモン汁、ラム酒 各大さじ1
【作り方】
1. 小さめの器に水大さじ3を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかす。
マンゴーは皮をむき、種を避けて端から薄切りにし、細かく刻む。
2. 鍋に水1カップを入れて強火にかけ、煮立ったら上白糖、
(1)のマンゴーを加え、ひと混ぜして火を止める。
ふやかしたゼラチンを加えて溶かす。
3. 粗熱がとれたらレモン汁、ラム酒、生クリームを加えて混ぜ、
鍋底に氷水をあててゴムべらでゆっくりと混ぜる。
4. とろみがついたら水でさっとぬらした型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
上手に作るコツとしては、よく熟したマンゴーを使って下さい。
味もなめらかさも違いますよ!
おまけのお話
マンゴーには、アップルマンゴーのほか、ペリカンマンゴー、
インドのマンゴーとあります。そのうちインドのマンゴーの中でも
マンゴーの王と呼ばれるアルフォンソマンゴー。
これは、3月から5月にかけて実り始め7月頃に終わります。
甘く特有の香りがあるんですが、雨期の数ヵ月前に数日間雨が降り、
その雨により一気に熟するんです。
この雨をマンゴー・レインと呼び、デカン高原では4月中旬から5月初旬に降ります。
雨期が始まる6月中旬で、アルフォンソ・マンゴーの季節は終わるんです。
マンゴーレイン!!素敵な響きだと思いませんか?
なんだか、素敵な香りを放っていそうなそんな想像をしてしまいます。
では、また来週!