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[過去の放送]

2006年4月21日

ラルフ・ローレンのお話

この番組では、「砂糖は脳のエネルギー源」ということで
毎月一回、頭脳明晰で、世界中に名前が知られている歴史上の人物や
現代を彩る人々にスポットを当てています。

今日は、先日東京の表参道に直営店をオープンして
25年ぶりに来日した「ラルフ・ローレン」をピックアップします。

アメリカのファッションブランド「ラルフローレン」が
東京表参道に国内初の直営旗艦店
「ラルフローレン表参道店」をオープンしました。
このショップは、アメリカ本社が直轄する日本で初めての店舗なんです。

店舗面積は世界最大規模。
アメリカを代表するブランドだけあって、オープン時には、
来日中だった米商務長官が訪問し、出店にエールを送りました。
さすが、アメリカを象徴するブランドだけはありますよね。

そして、表参道店のオープンのため3月29日
25年ぶりに来日した最高経営責任者ラルフ・ローレンは、
愛嬌のあるまじめそうな男性で
意外と、どこにでもいそうな雰囲気の気さくなおじ様でした。
でも、おん年67歳にして、たまにジーンズ姿で
登場するところが、やっぱり粋ですね。

このラルフローレンというのは、
ある意味アメリカの「星条旗」を背負って立つブランドでもあります。
事実ポロのジーンズには、「星条旗」が描かれています。

そして、アメリカ人の心に根付いたブランドでもあり、
あのアメリカの高視聴率テレビドラマ「フレンズ」にも
ジェニファー・アニストン演じるレイチェルが勤務する会社として登場。
レイチェルは、ラルフローレン本社勤務で、
ドラマには本物のラルフ・ローレンも出演しました!
そのとき画面には、「ラルフ・ローレン登場」の文字!
テロップまで流れたんですよ~!!
大々的でございます。

では、ラルフローレンの成功の軌跡を追ってみましょう。
ニューヨーク生まれのラルフ・ローレン。
両親はロシア系ユダヤ人の移民です。

ラルフ・ローレンは、ブルックス・ブラザースの
ネクタイ売り場を担当していた頃、
彼のアイディアで始めた幅広のネクタイが大ヒット。
これが、独自のブランド「ポロ・ラルフローレン社」
設立のきっかけとなります。

「ポロ」というブランド名はラルフ・ローレン自身が名づけたんですが
あの馬に乗って行うスポーツ「ポロ」からとったものなんだそうです。

スポーツのポロは、上品なエレガンスと
伝統的なスタイルの象徴ともいえますから
このイメージにあやかってブランド名をつけました。

そして、1974年、ロバート・レッドフォードとミア・ファロー主演の
名作映画「華麗なるギャツビー」の男性衣装を担当。
1977年には、ウッディー・アレン監督作品で
アカデミー賞受賞作の映画「アニーホール」の衣装を手がけ、
特に、アニー役のダイアン・キートンの衣装は、
一躍マニッシュスタイルのブームを巻き起ししました。

ファッション界の第一人者であるラルフ・ローレンは、
数々の賞も受賞しています。
1992年米国ファッションデザイナー協議会功労賞を
受賞したときのプレゼンターは、彼の子供の頃からの
憧れのスター、オードリー・ペップバーンでした。
ラルフ・ローレンは米国ファッションデザイナー協議会の
最高の栄誉である4つの賞すべてを受賞!
4賞全てを受賞したのは、ラルフ・ローレンただ一人なんです。

ところで、東京の表参道店は、アメリカ本社直轄の店なので
ライセンスものが多いほかの店とは違い、輸入品も豊富だとか。
ここでしか見つけられないアイテムもあるとなると、
行かなくっちゃという気にさせられます。
ラルフローレンの全世界における
日本の売り上げは10%なんだそうですが、
私も売り上げに貢献してしまいそうです。

では、また、来週!


  
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