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2006年5月26日

ティー・カクテルのお話

今日は、紅茶を使った「ティー・カクテル」のお話です。

紅茶の香りって、なんだか落ち着くと思いませんか?
私の友人で、香水が苦手なので、生まれてこのかた香水は
一度も買ったことがないという女性が香りが気に入って、
即買いしたという香水が、紅茶の香りのオードトワレなんです。

ブルガリの新作で「オ パフメ」というものなんですが
中国雲南省産の紅茶と、南アフリカ原産のルイボスティーという
お茶の香りがブレンドされています。

まるで、仕事をしながらティータイムが味わえるような、
リラックスできるトワレなんですね。

実際につけてみると、トップノートはオレンジ系の爽やかな香りで、
次第に紅茶の香りに変わってゆきます。
お仕事がとっても忙しい方には、
気分をほぐしてくれるのでお薦めではないでしょうか。

さて、その紅茶にほんの少しお酒を垂らすというのは、
特に北の地方によく見られる飲み方です。

芳醇なスピリッツやリキュールの香りと、紅茶の香りが、
ほんのりと交じり合って
寒い夜などには体がホカホカと温まります。

逆に、暑い夏の日には、アイスティーに少しお酒を加えて
ティーカクテルというのが素敵ですね。
アルコールに弱い人でも楽しめるカクテルですので、
パーティーなどでちょっと気の利いた華やかな飲み物になります。
食事をする前のアペリティフにもぴったりです。

さて、それでは、どんな紅茶と、どんなお酒の組み合わせが
相性が良いか紹介しましょう。

まず、ワインなんですが、フルーツティーを作るときに
ティーカップの中に入れるフルーツの酸化を防ぐのに、
ロゼワインを垂らすと効果的です。

ワインを使ったティーアレンジでは、『シェルパティー』が有名です。
ぶどうを一人当たり半粒、紅茶と一緒に蒸らして、ぶどう風味の紅茶を作ります。

次に、カップに輪切りにしたぶどうをグラニュー糖とワインと共に入れて、
先ほど作ったぶどう風味の紅茶を注ぎます。
一番のお薦めは、巨峰と赤ワイン、そしてセイロンなどの
渋みのない紅茶を使うと風味が増します。

赤ワインは、渋みが強いものが多いので、ボジョレーヌーボーなどが良いですよ。

それから、もう一種類、別のカクテルを紹介しましょう。

カルバドスという、ブランデーの一種を使ったカクテルです。

カルバドスは、リンゴから作られますが、同じリンゴから作ったお酒には、
シードルがありますよね。
カルバドスは、原料がリンゴだけあって、
アップルティーに加えると抜群においしいです。
その他、フレーバーティーや、意外とミルクティーにも良く合います。

また、シードルの方は、微発泡性をいかして、
アイスティーに加えると爽やかなカクテルになります。

最後に、梅酒も紅茶と相性が良いんですよ。
梅酒と炭酸水を入れたカクテルは特に美味しいです。

柑橘類の香りとも合うので、オレンジやレモンを浮かべたパンチに入れると
全体が一つにうまく調和します。

さて、ここで、おまけの問題です。

映画「ダヴィンチ・コード」でトム・ハンクス
演じる主人公を匿うことになる友人が
こんな問題を出します。

「紅茶には、レモンか、ミルクか?」

答えは・・・・。


































そのどちらでもなく、紅茶の種類によって違う、というもの。
紅茶は本当に種類が多い。
それだけ、奥が深いということですね。

では、また来週!


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