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2008年4月25日

世界各国の動物の形をしたお菓子のお話

今日は、世界各国の動物の形をしたお菓子のお話です。

我が家にはワンコが2匹いて、「オンモへ出たいと待っている~♪」
と、みいちゃんばりに、毎日毎日散歩を心待ちにしています(汗)

動物は手間がかかるけれど、そこがまたかわいくって
病み付きになるのかもしれませんね。
小首をかしげる仕草を見ているだけで、なごみますもんね。

今や、中学生以下の子供の数を上まわったといわれるペットの数。
東京には犬猫用の「酸素カプセル」を備えたサロンまであるそうです。
「酸素カプセル」といえば、あの「ハンカチ王子」が
甲子園出場の時に使っていたのですよ!
犬用スパ、アロマセラピー、子犬をしつける幼稚園。
人間よりも良い生活しておられまする・・・。

まあ、それだけ、空前のペットブームなんでしょうね。

さて、動物で心癒されるのは万国共通のようで
思わず微笑んでしまう世界各国の伝統的な動物のお菓子というのがあります。

まずは、「イーゲル」というハリネズミのチョコレートケーキ。
ドイツ、フランス、スイスなどで作られているケーキです。
卵を縦に切ったような楕円形のドームの型で焼き、
生地に細く切ったアーモンドを刺して
チョコレートをかけ、クリームで目鼻をつけて仕上げます。
キョロっとした目がなんとも可愛らしいなごみ系のケーキです。

続いて「コロンバ」という鳩の形のケーキ。
「コロンバ」とは、イタリア語で鳩の意味。
鳩の形に焼いたイタリアの復活祭のパンケーキも「コロンバ」という名前なんです。
生地に、レモンピールやオレンジピールが入っているタイプや
上にアーモンドやお砂糖がかかっているタイプなど様々あります。実際見てみると、鳩がちょっと羽を広げて、伏せをしているような・・・。
しかも、それを上から、ぺしゃっ、と潰したようなカタチ・・・。
あー、気の毒な、ポッ、ポッ、ポッ、ハトポッポ。
決して、失敗してこんなカタチになった訳ではなく、
最初からこんな形なので、ご了承下さいませ。

最後に「スウリー」というフランスのシュークリーム。
スウリーはフランス語でネズミの意味。
うわ!ネズミと言わないで下さいね。
「レミーのおいしいレストラン」のような楽しくなっちゃうネズミシューです。
ネズミの形に焼いたシュー皮にクリームを詰めて、
上にホワイトチョコレートでコーティング。
目や、鼻、耳、しっぽをつけて、可愛らしいネズミの出来上がりです。

さて、フランスと言えば、以前読んだ「お金がなくても
平気なフランス人お金があっても不安な日本人」
という本を読んで
なるほどなぁ、と思った事があったんですが、
パリのママンたちは、託児所などに預けた子供たちを迎えに行く時に、
おやつ持参で行くそうなんです。
子供はお腹をすかせて母の帰りを待っていますからね。
そんな時に、買って来たおやつではなく、
手抜き&安上がり&美味しいおやつを持って行くそうです。
どうやって作るのかというと、バゲット(パン屋さんで一番安い、プレーンなパン)
に、切り込みを入れて、そこに、板チョコをポンと挟むだけ。
これで、パン・オ・ショコラ(チョコレートパン)の出来上がりなんです。

パン屋さんでパン・オ・ショコラを買うと
値段がそれなりにするので、自家製で節約するというわけ。
日本人は、意外と安いものには寛容ですが、
フランス人は安いものも決して妥協せず
サイフの紐の硬いことといったらないんだそうです。

若い女の子達にも、この感覚はしっかり根付いていて、
1,000円のTシャツ一枚買うにも何枚も何枚も試着して
あげく、気に入ったものがなければ買わないという徹底ぶり。
すごい!
えらい!
見習わなければ。

この「お金がなくても平気なフランス人お金が
あっても不安な日本人」の作者、吉村葉子さんは
20年間パリに住んで、肌で感じたフランス人の知恵を一冊の本にまとめたんです。
ベストセラーになって、去年文庫になったので、興味があったら読んでみて下さい。

では、また来週。


  
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