この4月から、お弁当作りを始めました。
毎日の事なので、なかなかの大仕事です（汗）

そこで、今日は、お弁当作りにも大いに役立ってくれる本を紹介します。
フードコーディネーターの青木敦子さんがお書きになった
「調味料を使うのが　おもしろくなる本」
という長いタイトルの文庫本です。

毎日のおかず作り。
マンネリ化していませんか？
1人暮らしの男性は、どうやって味をつけていいのか分からない！
という方もいらっしゃるでしょう。

そんな時、この本を開いてみて下さい。
例えば、料理べたな人にこそオススメ　究極の手抜きが
ばれない調味料として紹介されているのが
XO醤（エックス オー ジャン）
炒飯を作るときに味付けしても良いですし、
冷蔵庫にキャベツしかなかったときも
炒めながらXO醤で味をつけるとお店同様の味に。
XO醤・・・。
スーパーで見たことあるけど、どんな味か知らないという方も、この本をご一読あれ。

XO醤は、香港のかの有名高級ホテル、ペニンシュラホテルの「高麟楼」の
料理長が開発した調味料で、干しエビ、干し貝柱に金華ハム・・・など
十数種類を合わせて作る贅沢なもので、ずばり別名「グルメソース」
なんていう風に、目からうろこの、豆知識も身についちゃいます。

とにかく、役立つ調味料の使い方が沢山書かれている本で
調味料の使い方が飛躍的に広がる、面白いアイディアも一杯なんですよ。

では、この本の中からちょっとだけ紹介してみましょう。

まずは、ココアに黒胡椒3フリでおいしさ倍増。
ココアのやわらかい味を、胡椒の刺激がうまく中和させさっぱりとさせてくれます。
また、胡椒をチーズにかけるとのど越しが良くなり、おつまみにおすすめ！

バルサミコ酢をバニラアイスにかけると、バニラアイスの甘みが増して、
フルーティーに。

ナンプラーをお味噌汁にほんの1～2滴たらすと、コクがさらに深まる。
鶏のから揚げ一人前に、煮詰めた黒酢大さじ2杯をからめると高級中華の味に早変わり。

魚の缶詰の生臭さは、カレー粉耳かき3杯で見事に消し去る。

ね！なんだか、やってみたくなりませんか？！

では、簡単レシピもひとつピックアップしましょう。

●トマト＋砂糖＋シナモン
トマトを輪切りにして、砂糖を上から薄く表面が隠れるくらいふりかけます。
シナモンは、ほんの少々。
トマトの酸味が消えて、フルーティーな野菜デザートに。
トマトの自然な甘みを感じられる上に、ジューシーな香りが広がります。

目次には、それぞれの調味料にキャプションがつけられていて、
これもとっても楽しい！いい得て妙なんですよ。

特に私のお気に入りは、「麺つゆ」
麺つゆと呼ばれているが　実はあらゆる和食に使える“だし醤油”

本当にそう思います。
何度、麺つゆに助けられたことか。
究極の手抜き料理人に欠かせない調味料ですね。
「調味料を使うのがおもしろくなる本」は、
扶桑社文庫から、552円＋税で発売中です。

では、また来週！