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2008年1月25日

チョコレートのお話

今日は、バレンタイン・デイの気分も高まってきたところで
「チョコレート」のお話です。

皆さんは、世界一、チョコレートを食べる国ってどこだと思いますか?

答えは、フランス・・、ベルギー・・、イタリア・・、ではなく
スイス!なんです。

ちょっと意外でしょう!?

2001年の調査では、なんとスイスでは、一人当たり年間10kgものチョコを食べています。

日本の一般的な板チョコ50gに換算すると、一年に200枚!
3日に2枚の計算ですね(汗)

ちょっとびっくりしてしまう量ですが、スイスのチョコって本当に美味しいんですよ。
普通に駅の売店で売っているチョコでさえ、とってもまろやかで、コクがあるんです。
アルプスのふもとの街では、売店に山のようにチョコが並べられているんですが
高山病対策にも、チョコってすごい威力を発揮するんです。
実際、私も、スイスの高地にある駅ユングフラウに
鉄道で登った時に、しっかり高山病になり、
頭はぐらぐら、心臓はバクバク、吐き気がして倒れるかと思ったんですが
チョコを食べると、すっと気分が良くなって、本当にびっくりしました!

そのスイスは、ミルクチョコレート発祥の地。
広大な牧草地で育てられた栄養たっぷりの乳牛から採れた
ミルクは、コクがあってクリーミー。
その風味を生かしたチョコレートはスイス人も大好きです。

一人当たりのチョコレート消費量、第2位は、オーストリア、
以下、アイルランド、ノルウェー、デンマーク、ドイツと続きます。

日本は、17位でスイス人の五分の一の量しか食べていません。

これは、チョコ嫌いという訳ではなく、日本には沢山の種類のお菓子があって、
他のお菓子を食べる量が多いためもあるようです。

さて、それじゃあ、世界で一番チョコを作っている国はどこでしょうか?

当然スイスかと思いきや、答えはアメリカです。
チョコレート年間生産量ダントツナンバー1は、アメリカ!

アメリカにチョコレートが伝わったには、18世紀頃。
ヨーロッパと比べると、かなり後発でしたが、
ハーシーチョコレートの登場などで、一気に全土に広まりました。

アメリカのチョコというのは、ヨーロッパとは違い味も香りも
はっきりしたものが好まれるようです。
高級感よりは、食べ応えのある手軽なものが人気です。

生産量2位以下は、ドイツ、イギリス、フランスと
ヨーロッパ勢が占める中、日本は五位と健闘しています。

チョコレートと一口に言っても、味も風味も千差万別。
例えば、イタリアは、エスプレッソに代表されるように、
チョコも香りや味が香ばしいものが好まれるようです。

フランスのチョコは、何と言っても見た目がきれい!
ボンボン・オ・ショコラ(一口サイズのチョコ)が主流です。
中でも、洋酒や、ナッツ、クリームをふんだんに使ったものが人気です。
ショーケースに、まるで宝石のように並べられた
チョコレートを見ているだけで、ワクワクしてきます。

皆さんは、今年はどんなチョコを、バレンタインに選ぶんでしょう。

今年のチョコで新味のあるものといえば、バラやハーブの香りがするチョコレートとか、
とことん和風に拘ったチョコでしょうか。
いずれにせよ、自分チョコをいっぱい買っちゃうことだけは確かですね。

では、また来週。


  
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