札幌文化芸術劇場 hitaruで上演されたプッチーニの「トゥーランドット」を
観てきました。
圧倒されるような素晴らしい舞台でした。
hitaruと東京文化会館、新国立劇場、びわ湖ホールで提携して作り上げた
新しい演出です。
「誰も寝てはならぬ」などで有名なオペラですが、未完の作品でもあります。
世界的指揮者大野和士が総合プロデュースし、彼が音楽監督を務める
バルセロナ交響楽団の演奏。
バルセロナオリンピック開会式の演出を担当したことでも知られる
アレックス・オリエの斬新な演出が話題になっています。
トゥーランドット姫が出した3つの謎を解いた王子とのハッピーエンドで
終わることが多いのですが、今回は意表を突く悲劇的な結末。
とてもびっくりしました。
ステージに組まれた城壁のような大掛かりなセット、シャンデリアのように見えて
天井から下がってくる宮殿のバルコニーなど、壮大な舞台装置に目を奪われました。
ソリストの見事なアリア、迫力ある合唱、オーケストラの重厚な演奏など
心に響きました。
札幌でこうした素晴らしいオペラを見ることができ、感激しました。
スローな休日(318)
苫小牧市 「苫小牧駅の駅弁 ほっきめし」
苫小牧の特産品であるホッキを使ったおいしい駅弁は
1995年に誕生しました。
北寄貝の身が縮まないようにと、砂糖やしょう油などで煮込むのは
わずか15秒。その後調味液につけて味をなじませます。
ご飯にはニンジン、タケノコ、シイタケやホッキのヒモを入れ
貝の煮汁を加えて炊き上げています。
ホッキのうまみが染みたおいしいご飯です。