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2005年4月15日

ハワイのコナコーヒーの由来

1825年、ハワイ王国カメハメハ2世と女王がロンドンに渡ったときに、
初めてコーヒーを味わうことになりました。
しかし、悲しいことにロンドン滞在中にカメハメハ2世と女王はハシカにかかり、
後に亡くなってしまいます。
そこで、同行していたボキ酋長が、カメハメハ2世と女王の遺体を
ハワイに戻す途中、ブラジル・リオデジャネイロに立ち寄ったのです。
そこでコーヒーになる木を手に入れ、持ち帰りました。

ボキ酋長は、オアフ島にそのコーヒー木を植えさせました。
しかし、コーヒー産業を成功させることは出来ませんでした。
1828年にサミュエル・ルグレス牧師が、オアフ島からコーヒーの挿し木を
ハワイ島のコナに持ち帰り、観賞用として庭に植えたのです。
すると、気候がぴったり合ったのか、コーヒーはどんどん成長したそうですよ。

コナコーヒーを一番美味しく召し上がっていただく焙煎段階は、
シティローストがお薦め。

生豆を火で炒ることを“焙煎(ロースト)する”と言いますが、
生豆は焙煎することによってはじめて、水分が除かれ、成分が化学変化し、
揮発性の素晴らしい香りを放ちます。
そして苦味、酸味、甘味等、コーヒー独特の風味が生まれるのです。

焙煎度合いは全部で8段階にわかれています。
一般に浅く炒ったのものほど“酸味”が強く、深く炒るほど“苦み”が
強く感じられるようになります。

焙煎が浅い方から順に
●ライトロースト(極浅炒)
●シナモンロースト(浅炒)
●ミディアムロースト(中炒)
●ハイロースト(中深炒)
●シティロースト(深炒)
 最も標準的な炒り方。鮮やかなコーヒーブラウン。
 これも喫茶店や家庭で普通に味わっている深さ。
●フレンチロースト
 強い苦味と独特の香りが楽しめる。
 カフェ・オ・レやウィンナーコーヒーなど、ヨーロピアンスタイルの
 アレンジメニュー向きである。
●イタリアンロースト
 色も黒に近い状態。
 強い苦味と濃厚な味わい。これが最も深い炒り方で、エスプレッソ、
 カプチーノなどはこの炒り方のものを使う。


  
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