ライブ&イベント タイムテーブル DJ メール プログラム 特別番組 ゲスト情報 最新情報 TOP
  AIR-G' ON AIR LIST
放送中のプログラム キリンビバレッジ presents 47のチカラ~私の別格~ 12:00~12:25

[過去の放送]

2005年4月1日

お砂糖のお話

毎日、忙しく働いている私たちの脳。
実は脳はとっても大食いの臓器で、たくさんエネルギーを必要としています。
脳の重さは全体重のわずか2%、ところが、
脳は全エネルギー源の20%も消費しているんです。
その脳のエネルギー源になるのは、なんとブドウ糖だけ!
たんぱく質や、脂肪では補えません。
ブドウ糖は、炭水化物が分解されてつくられるんですよ。

そういえばね、炭水化物をとらない「炭水化物ダイエット」って、
人によってはかなり早く結果が出るらしいんですが、
これ、すごい落とし穴があって、脳のエネルギーとなるものが
補給されないので、頭がぼーっとして、集中力もなくなるんですって。

脳の唯一のエネルギー源、ブドウ糖はとても重要な栄養素なんです。
砂糖は、ごはんやパンなど他の炭水化物を比べ、吸収が早く、
失われたエネルギーを素早く回復させる即効性のエネルギー源なんです。

ブドウ糖をとると、集中力や記憶力が増すという、
嬉しい実験結果も発表されているんですよね。

なので、会議や受験勉強、そして試験や運転の前にも、
甘いものを補給して、集中力、記憶力をアップさせたいですね。
勿論、砂糖は、脳に役立つというだけでなく、体にも、
とても大きな役割を果たしてくれます。

砂糖を取りながらの運動が、とても効果的なんですよ!!

最近の研究では、スポーツの休憩中に砂糖を摂取すると、
休憩に持久力が増す事も分かりました。
それに、運動した後にたんぱく質(アミノ酸)を砂糖と一緒に摂ると、
体の筋肉合成や骨の強度を増すのに、効果的ということも分かっています。

脳に筋肉に、砂糖の働きってすごいんですね。

さて、料理にも大活躍する砂糖ですが、甘味が出るだけではありません。
例えば、きんとんを作るとき、砂糖を入れてサツマイモをゆでると、
冷めても水分が逃げないので裏ごしが楽にできます。
また、ビーフシチューを煮るとき、あらかじめ肉に砂糖をもみ込んでおくと、
砂糖が水を引きつけ、肉の組織のコラーゲン(タンパク質の一種)に
水を結びつけて溶かすので早く柔らかくなります。
などなど、とてもたくさんの役割を果たしているんです。

ところで、フランスで家庭でのお菓子作りがとても盛ん。
主婦同士でのレシピ交換も良く行われます。
小学校の家庭科の授業で自分の家のレシピを持ち寄って、
クレープやスポンジケーキなどお菓子を作るプログラムまであるほどです。
家、お子さんと一緒にお菓子作り、素敵なコミュニケーションの方法ですよね。

  
番組トップへ前のページに戻る
過去の放送
2005年4月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
前の月   次の月
過去の放送リスト
坪田佳代子
Mail
日本甜菜製糖株式会社