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2008年9月26日

名作の中のスイーツ「あしながおじさん」のお話

読書の秋!
皆さんの傍らには、どんな本があるのでしょうね?

今、私が本棚から取り出して、また読んでいるのは
浅田次郎さんの「椿山課長の七日間」。
笑って、ジンとして泣けて・・・。
やっぱり本って良いなって思います。

そこで今日は、名作の中のスイーツということで
「あしながおじさん」に登場する印象深いシーンをピックアップします。

誰もが知っている「あしながおじさん」
でも、この物語の結末を知らないっていう方は意外に多いのではないでしょうか。

それでは、まずストーリー紹介から。

主人公は、孤児院に暮らす女の子「ジュディ」
彼女は才能を認められて、とある裕福な男性に援助を受け、
女子大に通わせてもらうことになるんです。
学費を出してもらう替わりに、彼女は手紙を書く約束をするんですね。
ジュディは、その奇特な人物の素性を一切知りません。
彼女はそんな彼を「あしながおじさん」と呼び、せっせと手紙を送ることになります。

彼女の手紙には、大学生活がイキイキと、そして、魅力的に綴られていました。
そんなジュディの前に、裕福な名家の跡取り息子が現れ、2人は親しくなってゆきます。

ハンサムな彼はジュディに結婚の申し込みをするのですが、
彼女は家柄の違いに悩みプロポーズを断ってしまうんです。
ところが、その彼こそが、あしながおじさんであり、二人はめでたく結婚します。

このあしながおじさんの物語の中にとってもユニークなシーンが
あるんですけれど、それは
「体育館のプールにレモンゼリーを満たしたら、
 その中で人は泳げるのか?それとも沈んじゃうのか?」
という、友達と論議するという場面なんですね。
なんで、そんな話になるんでしょう??
なんの意味が・・・(笑)
ジュディは沈んじゃうと言い、友達は泳げると言います。

皆さんはどう思いますか?
私は、泳げたら良いなぁ~、とは思いますが、やっぱり沈んじゃうと思うのですが。
レモンゼリーって、結構作るのが難しいんですよね。
だって、柑橘系だから、固まらないんだもん。

でも、このシーンの場合、ブドウでも、イチゴでもなく、
やっぱりレモンだから良いんですよ。
飛び込んでも爽やかそうですもん。
フレッシュなレモンゼリーに満たされた自分って、
ちょっと、うっとりしちゃいませんか?
プールから上がった時も、全身レモンの香りで、モテそうですし。
ハハハ。
こんなたわいも無い、そして、ユニークな論議が出来るのも、
青春時代ならではの楽しみですよね。

「あしながおじさん」の真髄は、シンデレラストーリーという結末よりも、
ジュディのイキイキした学生生活にふれ
読み手も、元気をたくさんもらえるところじゃないでしょうか?
やっぱり、本って良い!

皆さんも、本棚にある昔読んだ本を、再び手にとって見ませんか?
新しい発見があると思いますよ。

さて、最後に多くの女性に支持され、今や、超売れっ子になった
経済評論家の勝間和代さんの言葉を紹介しましょう。

今年40歳の彼女。
出す本は必ず売れると定評のあるワーキングマザーですが、
そんな彼女も30代は悩みに悩んだんだそう。
そんな時代、答えを模索し本を読み漁ったんだそうです。
そしてめぐり合ったのが、「仏教の三毒追放」の教え
三毒とは、「妬むこと、怒ること、愚痴ること」
結局、この三毒によって、余計なストレスを溜め込むのだそう。

勝間さんは、三毒追放を実践すべくA4の紙に大きく
「仏教の三毒追放~妬まない、怒らない、愚痴らない」
とワードで書いて、自分の会社の机の前のいつでも
見られるところに張り出しておいたのだそう。

とはいえ、三毒追放って実は意外に難しい。
だから、決意を持って実行しなくちゃいけないんですね。
いつでも見られるところに張り出す!って言うのはかなり効き目がありそうです。

ちなみに勝間さんは、この三毒追放によって、大きくストレスが減って
抜本的に問題を解決する癖がつき
深酒や、喫煙などの悪習慣をやめることが出来たのだそうですよ。

では、また来週。


  
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