今日は、初夏にぴったりの甘い飲みもののお話です。

が、その前に、皆さんは、黒千石（くろせんごく）と
いうのを知っていますでしょうか？

これ、黒豆の一種で、まぼろしの大豆といわれるものなんですよ。
先日この黒千石を頂いたので、ご飯を炊くときに
お塩とお酒を入れて、黒豆ご飯を炊いてみました。
お米と一緒に炊飯ジャーに入れるだけなのでとっても簡単。

で、炊きあがってジャーをあけてみたら、なんと御飯が、
薄い紫ががったピンク色に染まっていて、すごい！と思ったんですね。
なんでもポリフェノールがたっくさん入っているので、
こんなきれいな色になるんだそうです。

とっても小さいお豆なので、すっごく食べやすくって、食が進むんですね！
表面は、黒いんですけど、中は、緑色で、
ちょっと青っぽいお豆の味もして、美味しかったですね。

この黒千石は、戦前まで、軍馬の餌として栽培されていて、
すごく栄養価が高いんですが、とっても手間がかかるため
1960年以降は栽培されなくなったんです。

それを、スローフードに取り組む人たちの熱心な捜索で、
倉庫に眠っていた数十粒が見つけ出されたというわけなんですよ。

現在は、北竜町などで栽培されています。

北海道にはおいしいものが、まだまだいっぱい眠っているのかもしれませんね！

健康に良くって美味しい黒千石。
夏バテ防止にも役立ちそうですよ♪

さて、今日は、初夏におすすめの甘くておいしい飲み物のお話なんですが、
初夏にぴったりの飲み物といえば、シュワっとしたカクテルや
スパークリングワイン、そして、シャンパンですね。

私の友人に朝シャンの会というのを開いている子がいるんですが、
朝シャンプーする会では、もちろんなくて、
朝からシャンパンを飲む会の事で、手料理を持ち寄り
休日の午前中に楽しむホームパーティーなんですって。

実は、欧米には、モーニングシャンパンといって、
朝目ざめた時に、一杯のシャンパンを飲むという習慣があるんです。
別名、アイオープナーといい、目覚まし効果と血行を良くして、
その日一日を活発に過ごすために飲まれるものなんです。
最近では、日本のホテルでもモーニングシャンパンを取り入れるところもありますね。

シャンパンは、気分を盛り上げて気持ちを華やかにしてくれる飲み物ですよね。

映画「昼下がりの情事」では、オードリー・ヘップバーンが
こんな名セリフを残しています。

「肉料理には赤ワインを、魚料理には白ワイン、そして恋にはシャンパンを・・・」

また、美貌と教養でルイ15世を魅了し続けたマダム・ポンパドゥールも
「女性が飲んで、美しさを損なわないのはシャンパンだけ」と言っているんですよね。

ところで、もうすぐ父の日ですが、母の日のカーネーションに対して、
父の日には白いバラを贈るんだそうですね。

バラと一緒に、バラの香りのスパークリングワインというのはいかがでしょうか。

フランスには、バラの香りのスパークリングワインというのがあります。
優雅で神秘的なバラの香りをフルーティーでやわらかな口当たりにした、
繊細な泡立ちが特徴のスパークリングワインです。
インターネットなどで、季節限定で販売されているんですが、
サラダやマリネ、季節の果物やデザート等にも良く合います。

フランスではパリ市内のブローニュの森にある“パリ・バガテム公園”が有名なんですが
毎年6月には国際バラ新品種コンクールが開かれるなど、
パリ市民をはじめ世界中の人々から注目を集めているんですよ。
優雅なバラの香りあふれるスパークリングワイン。
初夏にぴったりの素敵な飲み物ですよね。

それでは、お父さん孝行してくださいね。

では、また、来週！