春になると、食べたくなるのが、「いちごのスイーツ」です。
今日は、イチゴによくあうシャンパンのお話です。

シャンパンは、女性に最も愛されてきたワインといっても
過言ではないのではないでしょうか？
あの琥珀色で、程よく泡立つシャンパンは、
女性を上品に美しく見せてくれますもんね。

ちょっと背伸びをして、素敵な恋のワンシーンを、
という楽しみを教えてくれた映画といえば
「プリティー・ウーマン」ですね！

現代版のシンデレラストーリーとして、好きな映画ランキングで
必ず上位にランキングされている名作です。
今や、ハリウッド女優として確固たる地位を築いた
ジュリア・ロバーツの出世作としても評価の高い作品です。

ちょっとストーリーをおさらいしてみましょう。
ウォール街きっての青年実業家ルイスが、気まぐれに
1週間アシスタント契約を結んだのが、コールガールのビビアン。
ルイスは、いわずと知れたリチャード・ギアが演じています。
その彼女が、みるみる洗練されたいい女になって
変身してゆく姿が本当に魅力的なんですよね。
女性なら誰しもが憧れるシチュエーションです。

やがてルイスは、ビビアンに心奪われるのですが、
この2人の恋の始まりともいえるシーンに登場するのがシャンパンです。
ホテルのルームサービスで、シャンパンに合うからと
イチゴを勧められるんですが、ビビアンは不思議顔。
でも、一口シャンパンを飲んで、その美味しさに感動するんですね。
「イチゴ」と「シャンパン」見た目にもキュートで、恋の始まりを予感させますよね。

何故、シャンパンにイチゴかというと、イチゴの甘酸っぱさが、
ジャンパンの風味を引き立てるんだそうです。
ちなみに、「プリティー・ウーマン」に登場したのは「ヴーヴ・クリコ」、
「ヴーヴ・クリコ」は「ドン・ペリ」と並んであまりにも有名なシャンパンですね。
ただし、映画に登場したのは、一般的なイエローラベルではなく、
ホワイトラベル。やや甘口なんです。
なので、イチゴにはよりこちらの方が合いますし、
またウエディングケーキにも良く合うといわれています。

恋の小道具としてだけではなく、様々な「ハレ」の場でシャンパンは必ず登場します。

南フランス・コートダジュールで毎年5月に開催される「カンヌ国際映画祭」
その映画祭の公式シャンパンとして愛されているのが
「パイパー・エドシック・ブリュット」です。

映画「アンカー・ウーマン」や「プリティ・ブライド」などの映画にも登場して、
「ザ・ムービー・シャンパン」の異名を持っています。
このシャンパンは、マリリン・モンローが好んで飲んだことでも知れれています。
「毎晩シャンパンのお風呂に入るの」と語っています。
シャネルの5番だけをまとって眠り、シャンパンで入浴。
これぞ、セクシーの極みでしょう。

シャンパンは、モンローだけではなく、多くの美女たちに愛されてきましたが
他のお酒に比べて、とてもローカロリーなのも嬉しいんですよね。
シャンパンは、グラス一杯あたり80キロカロリーほど。
日本酒一合が205キロカロリー。
ウイスキーダブルで150キロカロリー。
生ビール中ジョッキ一杯200キロカロリー。
比べてみると、とってもカロリーが低いということが分かりますよね。

女性を優雅に演出してくれるシャンパンですが、
ちょっとアルコールが入ると、血行も良くなりますし、
気分もリラックスできます。

春の温かな夜風を頬にあてて、酔い覚まし・・。
好きな人と一緒ならこのうえなくロマンティックでしょうね。
それでは、春のおぼろ月が心優しくしてくれるこの季節に
皆さんにとって、素敵なことがありますように。

では、また来週。