キリンビバレッジ presents 47のチカラ~私の別格~ 12:00~12:25 |
|
||
周波数|会社概要|放送基準|個人情報保護方針|番組審議会議事録|関連リンク|コピーライトについて |
SAPPORO(TEINE)80.4MHz 5KW/SAPPORO(ODORI)79.2MHz 10W/ASAHIKAWA 76.4MHz 500W OTARU 81.9MHz 100W/HAKODATE 88.8MHz 250W/OBIHIRO 78.5MHz 250W/KUSHIRO 86.4MHz 250W ABASHIRI 83.1MHz 250W/KITAMI 87.8MHz 100W/MURORAN 89.4MHz 250W/TOYA 86.5MHz 100W |
Copyright © 1997-2016 AIR-G' FM Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd. All rights reserved. |
まずは、日本のパンです。
日本では、世界中のパンが食べられるほど多種多様なパンが作られています。
各国の伝統的なパンから、おかずパンや菓子パンまで色々な味を楽しむ事が出来ます。
日本生まれの菓子パンというのも、なかなかユニークですよね。
メロンパンは、その中でも特別に人気のあるパンです。
でも、どうしてメロンパンという名前になったんでしょう?
これには、焼き上がりの見た目がメロンの皮のようにひび割れて見えることから、
この名前が付いたという説や、メロンエッセンスを加えているからとか、
メレンゲからメロンと呼ばれるようになったなどなど諸説あります。
個人的には、見た目がメロンに一票入れたいですね。
子供たちにも人気のカレーパンも日本のパンです。
昭和2年に誕生したこのカレーパンは、とんかつからヒントを得て考案したのだとか。
今では、油で揚げるほかに、オーブンで焼くカレーパンもあります。
では、その他の国のユニークなパンをピックアップしてみましょう。
まず、日本でもお馴染みのベーグルですが、
ベーグルはアメリカのドーナツ型のパンとしてよく紹介されますが、
もともとはユダヤ人のパンなんです。
今では、アメリカのポピュラーなパンの一つでチーズや
サーモンなどを挟んで食べるのが一般的です。
このベーグルの作り方には、大きな特徴があるのをご存じですか?
それは、焼く直前に一度生地をゆでることです。
これで、独特のもちもち感が生まれます。
最後にもう一つ、カイザー・ゼンメルというパン思い浮かびますでしょうか?
オーストリアやドイツのテーブルパンなんですが、
丸いパンの表面に5本の切れ目が入っているんです。
丸いパンを上から見ると、大きな風車がのっかている、そんなデザインです。
風車以外の部分には、ゴマや、ケシの実がまぶされています。
このパンの名前についているカイザーは、「皇帝」を意味するそうです。
世界には、様々なパンがあるものですね。
さて、最近パン作りにちょっとはまっている私が、
本屋さんに立ち寄った時ものすごく可愛い料理絵本を見つけました。
表紙に一目惚れ、中を開けて即買いしたお気に入りの絵本です。
この本は、今年の春、パリの三ツ星シェフが出版した料理絵本なんですね。
タイトルがえらく長いんですけど、
「庭の小さな仲間たちの季節の野菜レシピ」といいます。
本の表題だけ聞くと、ただのレシピ本かと思いきや、
歴とした(れっきとした)子供向けの絵本なんです。
まず、この絵本に出てくるキャラクター、ミツバチ君とか、
りんごの中に住んでるムシ君とかが、めちゃくちゃ可愛い!!
とにかく絵が可愛いんです!
フランスでは、すっごく人気になっていて、
テレビのも登場していてとても有名なんですって。
中を開くと、「空豆のオープンサンド」とか、
「殻付きの目玉焼き」なんていうわくわくするお料理がいっぱいです。
この料理絵本を作ったシェフの名前はアラン・パッサールさん、50才。
少年のような人で、白いコック服よりも、ラフな普段着でいることが多く、
時間さえあれば思いついた料理をデッサンしているそうです。
そんな三ツ星シェフが日本で初めて出した料理絵本、
「庭の小さな仲間たちの季節の野菜レシピ」は、
タイトルにもあるように野菜料理中心。
もちろん、スイーツもありますよ。
この絵本のレシピは、そのパリの三ツ星レストランで作っているものと同じなんです!!
すごいでしょう!
三ツ星シェフのアラン・パッサールさんの店は、もとは肉料理が評判だったんですが、
興味を感じなくなったと99年から野菜メニュー中心に変更。
野菜を育てる農場も持っているそうです。
料理は肉中心から、野菜中心に変わっても、1996年から
最高位の三ツ星を維持し続けているというのも素晴らしいです。
フランスでは味覚教育が盛んで、彼自身も、小学校で子供たちと
一緒に野菜料理をつくるそうです。
そもそも、彼は、幼少時代に、お料理上手なおばあ様から料理を作ることの
楽しさを教わり、この絵本を出したのも、料理の楽しさを伝えるためです。
この本には、「三ツ星の料理を子供たちにも味わわせたい」という
子供への愛情が溢れています。
では、また来週!