毎週火曜日の13時台は「本」がテーマ。
札幌のステキなセレクトショップ「new style札幌ピヴォ店」店長の植村真吉さんがオススメの本を教えてくれます。
今日ピックアップしたのは・・・
『日本奥地紀行』
作者・イザベラ・バード
旅行になかなか今いけないので、女性の旅行記をご紹介。
現代の話ではなく、日本は明治11年、1878年に日光から東北、北海道まで日本人の従者と旅したイザベラバードさんの本?
内容は旅行記録で、1878年6月~9月にかけての日記のように書かれてます。
元は、イザベラさんの妹に書かれた手紙をもとにしています。
イラストも多数載っていて、とても写実的で当時のイメージがしやすく、イザベラさんのスケッチや写真がもとになっています。
前半は横浜から日光、中盤で東北に入っていき、北海道は後半に上陸!!
みたままを描いているんですが、外国の人にしかできない観点で、日本の文化を観れるのですごく新鮮に感じます!
まだランプが普及していないので、行灯を使っているんですが、「見える暗闇」と表現していて、妙に納得しちゃいます。
後半の北海道では函館、室蘭、白老、平取などの地名が確認できました。
アイヌの村での生活などの描写はかなり貴重だと思います!!
札幌には来てないようですが、時計台ができたのが1878年10月なのでその年の北海道を旅する気分になれます!!
外国の方からの素直な日本の面白さを再発見できます!
歴史好き、旅行好き、北海道好きの方にぜひオススメ!!
気になったらピヴォのニュースタイルへ!!
「NEW STYLE札幌PIVOT店」店長・植村さん、ありがとうございました!