今日は、「チーズケーキ」のお話です。

チーズケーキと一口に言っても、色々な種類のものが
ケーキ屋さんのショーケースに並べられています。

馴染み深いところでいうと、ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキですね。
どちらがカロリー控えめかというと、レアチーズケーキの方です。
ベイクドチーズケーキは、一切れ約400Kcalですが
これに対して、同じ大きさならレアチーズケーキは、約250Kcal強なんですよ。
すごい、違いですよね！

そして、さらにダイエット中だから、もう少しカロリーを控えたいという場合には
材料のクリームチーズを、カッテージチーズに変えて手作りしてみるのがお薦めです。
カッテージチーズは、クリームチーズの三分の一以下のカロリーしかありません。
また、もっとカロリーオフというのであれば、ヨーグルトを使うのも手ですね。
お豆腐を使ってさらに工夫を重ねるなど、手作りチーズケーキには、
本当に沢山のバリエーションがあります。

因みに、ダイエット中に不足しがちな栄養素は、カルシウムなんですが
チーズ100g中に、なんと牛乳6杯分ものカルシウムが含まれているんです！！
チーズケーキは、ほかのケーキよりもカルシウムが
たっぷり含まれているという訳ですが、
ご自宅でチーズケーキを作るのであれば、スキムミルクを加えてみてください。
スキムミルクは、脂肪分が少ないうえに、
少量で多くのカルシウムをとることが出来る優れものです。

ところで、ベイクドチーズケーキのベイクドとは、
英語で「焼く」の過去形、焼いたチーズケーキのことで、
濃厚な味を楽しむ事が出来ます。

一方、レアは火を通さないチーズケーキで、
生クリームを混ぜ合わせたものをゼラチンで固めて冷やして作るので
やわらかくって、舌の上でとろけるような食感がたまりませんよね！

この2つ以外のチーズケーキでもう一つ代表的なものをあげるとすると、
スフレタイプでしょうか。

フランス語で「スフレ」は、「ふっくらした。膨らんで」という意味です。
その名の通り、メレンゲでふんわり焼き上げた繊細なお菓子です。
スフレを美味しく味わうなら、やはり、焼きたてのものを
ココットからスプーンですくって食べるのが一番ですね。
焼きたてのスフレは、ぷっくりと膨らんでいて、
スプーンでつつくとアツアツの良―い香りが立ち上ります。
見た目にも楽しく、香りも楽しめるフランスを代表するお菓子です。

チーズケーキには、クリームチーズを使うのが一般的ですが
イタリアのチーズデザートとして有名なティラミスには、
マスカルポーネチーズを使います。
脂肪分が多くてやわらかく、ホイップクリームのような
クリ―ミーな食感で、ほのかな甘味と、バターのようなコクがあります。

イタリアでは、このマスカルポーネよりもメジャーなチーズがあるのですが
それは、「リコッタチーズ」というものなんですね。
白で、ほのかな甘味があり、生で食べる以外にもパスタにもよく合います。
ケーキにも応用がきき、リコッタチーズケーキは有名なチーズケーキの一つです。

リコッタチーズが手に入らない場合には代替品として
クリームチーズとカッテージチーズを、半分ずつ使ってもOKなんですよ。

それでは、また来週！