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[過去の放送]

2006年1月27日

ワッフルのお話

今日は、ワッフルのお話です。

ワッフルっていうと
「楕円形に焼いたフワッとした生地に、カスタードクリームをはさんだもの」
こちらを思い浮かべる方も、いらっしゃると思います。

私が子供の頃には、こちらのワッフルしかありませんでした。

何年か前に、あのカリッとして、格子模様のベルギーワッフルが
大ブレイクしてからはワッフルといえば、ベルギー・・・と
真っ先に思い浮かべる方が増えたのかも知れませんね。

このベルギーワッフル、広辞苑によると
「パンケーキと同様の生地を、
 格子状の凹凸のついた焼き型に挟んで焼いたもの」とあります。

そもそも、ワッフルの語源は、オランダ語で「蜂の巣」という意味です。

ちなみに、薄くカリッと焼いたワッフルを
ヴァッフェルとか、ゴーフルという名で売っているお菓子屋さんがありますね。
この2つも語源は、ワッフルと同じで
ヴァッフェルはドイツ語、ゴーフルはフランス語です。

そして、余談になりますが、英語のワッフルには「無駄話」という意味もあるんだとか。

まさに、ぺちゃぺちゃとおしゃべりをしながら楽しむおやつにピッタリのお菓子
それが、ワッフルなんですね。

さて、日本にベルギーワッフルの1号店がオープンしたのは1986年の11月。
今から、20年前のことになります。
一号店は、大阪梅田にオープンし、当時誰も知らなかった
ベルギーワッフルの美味しさは、まず、大阪で受け入れられました。

それから、10年後の1996年、東京新宿に関東1号店がオープン。
瞬く間に、全国的な話題となりました。
あの長い、長ーい行列をテレビでご覧になって、覚えている!!
という方も多いでしょうね。

本場、ベルギーでは、老若男女を問わず好まれるワッフルは
どこの家庭にも、ワッフルを焼く焼き型が、1台はあるいうほど
ポピュラーな存在です。

このベルギーワッフルには、2種類あるって、皆さんご存知ですか?

「リエージュ風」と「ブリュッセル風」・・・2種類あるんです。

私たち日本人にお馴染みなのは、「リエージュ風」です。
リエージュ風は、粒状のお砂糖が残るように生地に混ぜて焼き
あの独特のジャリっとした食感が美味しい、丸いワッフルです。
こちらは、生地自体が甘くなっています。

一方、ブリュッセル風の方は、やわらかく四角いワッフルで
生地自体に甘さはなく、お砂糖や、
生クリームなどをトッピングして楽しむんですよ。

さて、ここからは、きっと誰かに話したくなる
「ベルギー」に関する、コネタをご披露いたしましょう!!

ベルギーといえば、ワッフル、チョコレート
そしてもう一つ、日本人の私たちに馴染み深いものがあります。

それは、ベルギーの街になくてはならない、「カリヨン」という鐘なんです。
このカリヨンは、単独ではなく、音階が違う幾つもの鐘でメロディーを奏でるものです。

カリヨンは、ロンドンの街の響くビッグベン
京都の街に鳴り渡る、夕暮れの鐘と同じように
ベルギーの街の音を象徴するものです。

このカリヨンがどうして、日本とつながりがあるのかというと
あの、学校のチャイム「キンコンカンコーン♪」のメロディーは
このカリヨンを、真似たものなんだそうです。

キンコンカンコーン~~♪は、異国の文化の香りがしたんですね。
あ~、なんだか、高尚なメロディーに聞こえてきた・・・。
でしょ・・・!?



  
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