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[過去の放送]

2006年1月13日

ビクトリアス・ポターのお話

砂糖は脳のエネルギー源ということで、スイートハートボックスでは
毎月一回、頭脳明晰で、歴史に名を残した偉人にスポットを当てています。

今日は、ピーターラビットの作者「ビクトリアス・ポター」をピックアップします。

ポター自身の物語は、映画化されることが決まっていて
今年3月から撮影が開始される予定です。
主演のポター役は、レネー・ゼルウィガー。
そうです!
あのブリジットジョーンズの日記の女優さんですね。
真っ赤なぽっぺに、はにかんだ微笑みがとってもキュートで
どんな演技を見せてくれるか楽しみです!

さて、ピターラビットが誕生したのは、1893年。
ピーターラビットは100年以上にわたって愛され続けられてきました。

いたずらウサギのピーターには、3匹の妹がいる4匹兄弟のお兄ちゃんです。
ピーターはやんちゃですから、お母さんの言いつけを守らず
マクレガーさんの畑に忍び込み、野菜を盗み食い。
あげく、マクレガーさんに見つかっちゃって、逃げる途中、
散々な目にあうんですけどなんだか憎めないお茶目さが魅力ですよね。
(ものすごく、余談ですが、うちの母が大切に育てていた野菜も
 野生化した見知らぬ白ウサギに食われました・・・。)

ピーターラビットの生みの親は、絵本作家のビクトリアス・ポターです。
彼女が生まれたイギリスでは、ビクトリア時代からすでにウサギの品評会が
開かれていたほど広くウサギが飼われていました。

当時の裕福な紡績商の娘として生まれたポターは、厳格な両親のもと
乳母や家庭教師によって教育を受けました。

幼い頃から両親に連れられて、湖水地方で過ごすことが多かったそうです。
ピーターラビットが、母親や妹たちと暮らす舞台も湖水地方ですよね。

ポターの幼い頃の友達といえば犬やウサギ、アヒルにカエルといったペットたちでした。

幼い頃から鋭い観察力と豊かな感受性を持つポターは
それらの動物を擬人化しては、絵に描きました。
湖水地方やスコットランドの大自然も、彼女のみずみずしい感性を
育み開花させていきました。

友人の子供にあてた絵手紙から生まれたピーターラビットのお話。
その後も、ポターは次々と絵本を描き続け
その版権収入で湖水地方一帯を買い取り、ナショナルトラストに寄付しました。

77歳の生涯を閉じるまで愛し守った土地であり
絵本の舞台にもなった湖水地方はお蔭で今も当時と変わらず、
美しい佇まいを見せてくれています。



  
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