今日は北の映像ミュージアム･理事の高村賢治さんのインタビューをお送りしました。
今月はシルバーウィークという大型連休があります。
素敵な景色がいっぱいの秋の北海道。
映画のロケ地になることもあります。
行楽でそのロケ地を訪ねてから映画を観たら、一層味わい深くなるのでは？と思い、高村さんにお聞きしました。

今年北海道で撮影された映画は14本。
年間10本前後と全国でのロケ地としてはトップクラスなんだそうです。

ロケーションの三大要素として挙げられるのが
海、坂、港なんだそうです。
北海道はその3つが揃っている場所が多いということなんですね。

高村さんにいくつか訪ねたところ、
まず教えてくれたのが「オロロンライン」
増毛を有名にした高倉健さんの「ステーション」や稚内では「南極物語」「北のカナリアたち」などが撮影されました。
「北のカナリアたち」の撮影で使った学校はそのままロケ地として保存されているそう。

次に教えてくれたのは「オホーツクライン」
男の人に裏切られた女性を北海道の風景が癒してくれるとい物語の「狙った恋の落とし方」やサロマ湖で撮影した「南極料理人」、紋別で撮影され流氷を美しいという観点ではなく悪魔的な捉え方をしている「私の男」、最近最終シリーズがロードショーとなっていますがその前作の「アンフェア the answer」は紋別で撮影されました。

最後に教えてくれたのが「北太平洋シーサイドライン」
「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」を紹介してくれました。

北の映像ミュージアムは札幌市中央区北1条西12丁目「さっぽろ芸術文化の館」1階にあります。
今年で会館4周年を迎え、9/12(土)には記念イベント「シネマの風景　特別上映会」が札幌プラザ2・5で行われます。
高倉健さんの追悼ということで「大脱獄」と「森と湖のまつり」をフィルム上映するそうです。

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