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2007年3月16日

牡丹餅のお話

3月21日は春分の日。春のお彼岸です。
彼岸の入りは、18日(日)です。
週末、お墓参りにいく方いらっしゃるのではないでしょうか??

お彼岸に食べる和菓子といえば、牡丹餅。
あずきを牡丹に見立て、牡丹の季節に食べることから、そう呼ばれています。

ちなみに、秋のお彼岸に食べるのは おはぎ。
萩に見立てて、そう呼びます。

同じ食べ物ですが、言い方が違います。
季節を大切にする日本人の感性の鋭さを感じますよね。

春にいただく牡丹餅。
出来たては、ほんのり温かく、柔らかく、日本の伝統を感じます。
甘い物が少ない時代には、ご馳走で
御もてなしや、ハレの日の食べ物でした。

家で作る機会も少なくなったように思いますが・・
ちょっとチャレンジしてみました。

牡丹餅の作り方は、ネット、料理本、フリーペーパーなどを参考に作りました。

私が作ったのは、40個分で、材料は、 ●もち米:2カップ
●米  :1カップ
洗って、ざるにあげ、炊飯器で炊きます。
適当に潰して、さまして、丸めてOK!

あんこは、ちょっと時間がかかります。
●小豆600グラム分を作りました。
コトコトと、2時間煮て、お砂糖を入れてさらに火を入れて
程よい硬さになったら、お塩を入れて、冷まして出来上がり。

後は、ご飯を丸めて、あんを付けていくだけ。

一番楽しい作業は、この餡をつける作業。
小さい頃、砂場でやった、泥んこ遊びを思い出しました。
味の方は、「まあまあ」かな?
それにしても、出来た数に驚きました。
40個位出来上がってしまいました。

さあ、春のパーティを、和風にして、企画して下さいね。
手作り牡丹餅に、グリーンサラダに、根菜野菜を使った炒め物
そしてフルーツをたっぷりと、美味しいお茶で楽しいパーティを!

さて、ことわざに「棚から牡丹餅」ってありますよね。
努力することなしに予測しない幸運が舞い込んでくることを言います。
「たなぼた」と略して言ったりもします。
先祖への供物とされた彼岸の食べ物牡丹餅に込められた日本人の感性が、
幸運という言葉で表されていることわざだと、思います。

また、こんなことわざもあります。
「牡丹餅で腰打つ」
幸運が向こうから舞い込んでくることを言います。
努力無くして幸運、向こうから幸運。
いずれも大歓迎ですよね。

私も春の彼岸を前にして、牡丹餅を沢山食べたので、
キット、幸運が舞い込んでくるに違いありません!!
あなたも、「牡丹餅で幸運!」、お試しあれ!!!


  
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